意外

「音楽」の語源ってなんだろうとふと気になって調べてみた。

読んで字の如く“音を楽しむ”だと思っていたが、そうではなかった。

「音楽」の「音」という漢字だが、「口から出た声」を意味する会意文字で、
元々は「言」という漢字の下の「口」が、神様への祈りの祝詞を入れる器を表している。
そして、祈りに対しての神様の答えが「口」の中の横棒で表されているらしい。

そして「楽」は神事の時に、どんぐりをつけた木を楽器として鳴らしていたことから「楽」という字が誕生した。
「楽」の旧字は「樂」と書くが、
「白」の左右に「糸」の上半分がある。これは、どんぐりを繋げていた糸飾りらしい。

つまり、「音」とは「人や神の声」、
「楽」は「楽器の音」をそれぞれ表しているということである。

人や神の声、楽器を奏でる音は、人々を喜ばせたり笑顔にさせたりすることから、「たのしい」という意味に「楽」の漢字が後から当てはめられたそうだ。

つまり「音を楽しむ」から「音楽」なのではなく、
音楽そのものが「楽しい」という言葉の語源になっているという事だ。


これを知って、ますます音楽が好きになった。

音楽は楽しいもので、人の心を明るくしてくれる。
これからも僕の人生を彩ってくれるだろう。

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