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失敗しない開業

開業を目指す医師のみなさんは沢山の不安を抱えていると思います。
もちろんそれと同じくらいの夢も抱えていると思います。
不安より夢が大きいときに開業に踏み切るのかもしれません。
医師が治療を行うときには、
医学的に正しいと思うことを判断材料にするはずです。
それは、データの裏付けなどからEBMにそって行うことだと思います。
開業でも同じです。
自分が開業しようとするスタイルに近いところ、
そういった医療機関の経営のデータがみられたらどうでしょうか?
不安は知らないことに対して起こります。
ましてやいくつか取り寄せた経営のデータがとても良い場合は?
夢が膨らむことだと思います。
実は医療法人の正確な経営データは簡単に入手ができるのです。
医療法人は事業報告書の提出が義務付けられており、
役所で貸借対照表や損益計算書、定款変更まで閲覧できます。
こういったものをみると、
医療法人の経営に対するスタンスまで見えてきます。
開業を考えたときに真っ先に取り寄せるべきです。
自分が開業しようと思っているスタイルの医療法人を最低でも5つほど、
気になるところを3つ
そして、都心部、郊外、僻地といった場所の違いや、
戸建てと賃貸での違いなど参考データとして取り寄せます。
そして、
全く違う診療科やスタイルの医療法人もいくつか取り寄せてみてください。
経営状況が明らかになるだけでなく、
経営方針でどう変わってくるか、
そして何より自分が事業計画を作成するときにとても参考になります。
この時点で自分がどこで開業するべきかが大体見えてきます。
開業コンサルタントにどんな開業が良いかをきくなんて馬鹿げています。
理由は
①開業のスタイル(経営方針)は自分が決めるものであること
②主体性がなければ開業自体がリスクであること
③開業コンサルタントにとって都合の良い開業になってしまうリスクがある
からです。
医療法人の事業報告書はとても面白いものです。
さきほどお話をしたように
定款変更まで見れば経営者の考えが手にとるように見えてくるからです。
役員報酬を取り、税金を払い、
毎年1億以上利益が残るクリニックもあります。
10年で10億です。
ここまで行くととても居心地のよい診療所をつくることができます。
こういったところの共通点は、
理事長が経営力があり、なおかつ管理部門にも優秀な人が居る。
です。
我々のクリニックでも
年契約で数千万でコンサルティングをお願いすることがあります。
10年で割れば年に数百万だと考えます。
しかし、コンサルティングにお願いすることは特別なことではありません。
定期的に医療機関に蓄積していく様々な問題の整理と、
これからに向けた体制の整備をし直す必要が出てくるので
そこをお願いするのです。
開業時はお金がないからこそ入念な準備が必要です。
抑えるところを抑えれば開業はうまく行きます。
場所が決まったら、次に大事なのはマネジメントになります。

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