専業主婦ということ

私は現在、専業主婦です。

子供が小さい頃は、一生懸命働いていてかわいい赤ちゃん時代を一瞬で通り過ぎてきました。

私が専業主婦になったのは、2人目を出産して、産休明けから1年くらい働いた時…。

私が若い頃に思い描いていた専業主婦って、悠々自適で、働かなくていいから本当に楽ちんなんだと思っていた。

実際、結婚当初、妊娠するまでは私はパートとして働いていた。

時間に余裕がたくさんあって、1人で身軽だったから、お買い物もすぐに行けたし体力も有り余っていたと思う。

パートのお給料は好きなものに使っていた。

出産して、子供を迎えた私は、大変さにびっくりする。

実家に帰っていた私は、初めての赤ちゃんがかわいいというよりもいろいろなことに気を使わなくてはいけなくて、楽しい育児とは言えなかった。

夫は、仕事をしながらも夜泣きに対応してくれたり、おむつを替えてくれたり協力的だったと思う。

でも、周りの目を気にしたり、きちんと育てなければというプレッシャーで子供をかわいいと思う気持ちは本当に少なかったと思う。

あ、このままでは育児日記になってしまう。

今回は、専業主婦のこと。

今は小学生と幼稚園に通う姉妹の母親をしている。

正直、何が忙しいのかわからないが時間がない。

送って行ったと思えば、お迎えの時間。

午後からは習い事の送迎に時間を取られる。

習い事によっては一緒にレッスンを聞いて、メモをとり、自宅練習で活用できるようにする。

あ、午前中に買い出しや夕飯の下ごしらえをしなきゃ!と思っていても、掃除に洗濯、ちょっと丁寧に家事をすると時間がなくなる。

洗濯機の手入れに排水溝の掃除、お風呂の排水溝の掃除、洗面台の磨き掃除、掃除機の手入れ、、、もう数え切れないほどたくさんの「見えない家事」が存在していて、処理し切れない。

少し休んでしまえば、それは罪悪感に変わってしまう。

何かに追われている日々だ。

明日の朝、お弁当を作らなければいけないとなると、前の日の晩からきちんと起きられるかとか、お弁当の献立とか、たくさんの事が頭を回る。

たくさんのことを私はきちんと出来ない、ダメな人間なんだと思う。

外で働いていないという劣等感なのか

私も働きたいのか?

私が働きに出ても、私の負担が増えるだけだ。

世の中の旦那さんはどうなんだろう。

どうしても、男の人の方が自由ではないか?と思ってしまう。

家事だって、頼まなければやってもらえない。

家での空き時間は休憩時間になる。

でも、主婦の私たちには、空き時間というものがなく、いつも何か家のことを考えていなければいけない。頭の中で色々と組み立ててやっている。

休日だって、休めるとは感じない。

子供を見ておいてあげるから、出かけておいでと言われても、帰ってきたら山のような家事に追われるのは私だ。

子供を生み、育てると決めたのは私だ。

この生活がいつまで続くのか。振り返って見ると一瞬で過ぎ去ったと思えるのかも知れない。

実際に、もう、子供と一緒に居られる時間は減っていっている。

上の娘とは、半分の時間をもう過ごしてしまった。

大事にしたい、専業主婦の時間。

夫のお給料で養ってもらっているという、ちょっと遠慮した気持ち。

私で役に立てることはしたいと思う気持ちもあるけれど、今は、手伝ってほしい、助けて欲しいと思う気持ちが1番だ。

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