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地球との接点

 ある程度年齢を重ね、ちょっと悪ぶって姿勢を悪くしたりなどは卒業し、普通のおっさんとして生きていく中で、何をするにしても体が資本だと強く思うようになってきた。誰でも一度は通るダイエットなど、ある1点だけを集中して行うのも良いが、結局はすべて繋がっていると思う。


小さい子が集めた白い石とお花

1時間の運動より

 「毎日1時間の運動をしましょう」
よく聞くフレーズ。もちろん1時間運動することは良いことだ。動かしていない部位は退化していく。肩がまわらなくなるのもその所為だと思っている。厄年なんかもだいたいそのくらいの年齢になると体にガタがきて病気だったり怪我をする。前厄と後厄は、厄年にとっての保険だ。3年も確保していれば、怪我だったりなんだったりする可能性がグンと上がる。ずるいやり口だ。厄年関係なく人は怪我をするし、病気もする。
 話を戻すと1時間の運動も1点だけに重きを置いている。僕が大事にしていることは、残りの23時間の過ごし方だ。1時間運動していて、残り23時間ゴロゴロと怠惰に過ごしていて体が良くなるとは思えない。よって、残りの23時間をいかに有効に使うかがポイントだ。

分解してみる

 1週間単位で自分の生活を客観的にみてみると、5日間働き、2日休みを繰り返している。5日間の方の1日を分解。7時に起きて朝飯食べて、8時半〜17時まで仕事をし、晩ごはん食べて、23時位に寝る。概ねこんな感じだ。寝る時間は確保する必要があるので、その他で長く時間を要しているものは仕事をしている時間になる。仕事のスタイルは、デスクワークだ。ここから見直してみよう。

デスクワークは座ること

 朝から晩まで座って作業をしている。PCの前にずっといる。これは背筋を伸ばして姿勢を正していること以外直すことがない。と思わせて、座ってPCを触る必要性はどこにもない。ということで、自動昇降デスクを買った。立って仕事をすることで足の筋肉も使うことができる。すこし背伸びしたり体を動かすのにはもってこいだ。立っていると肩を回したり体を捻ったりもしやすい。クセづけてこまめに動かす。バランスディスクに乗って仕事をしたりとバリエーションが増える。会議もきいているだけならば、その間かんたんな運動もできる。かなり広がりがある。


石畳のトレイル

重心

 運動することと仕事をすることにもバランスが必要で、あまりにハードにすると仕事に支障をきたす。バランスが大事だ。立つことに関してもバランスが大事だ。しっかりまっすぐ重心をとらえて立てているのか。ここから疑ったほうが良い。筋力不足で姿勢がわるかったりと長年蓄積された自分の悪い癖を見つける、そしてそれは一番最初にやるべきだ。

コロコロ

改善

 一気に変えると生活のカロリーが高すぎて疲れてしまうので、少しずつ少しずつ毎日変更していく。立てるようになったら歩き方、運動の仕方、などなど少しずつ正しいやり方になおしていく。僕は生まれたときから扁平足(土踏まずが殆どない)だ、なのでアーチを作るために足の指で前進する運動をずっとしている。裸足で過ごす子供は土踏まずがしっかりあるときく。なので、靴も足の指が自由になる足先が広い靴を履き、ソールも薄いものにしている。すっかり普通のスニーカーは履かなくなった。

愛用のvivobarefoot、裸足で歩く感じ

先は長い

 ダイエットで食事制限をして好きでもない鶏胸肉とブロッコリーを食べて頑張る人もいるが僕には向かない。ある時期のみ、その1点だけなら頑張れるだろうけど、あと何十年それをつづけられるのか。僕にはできない。食事は楽しみたい。なので、一生続けられるようなメニューを日々考えて少しずつ改善をしている。そんなこんなで、上記に記載したことを2,3年やってきた。生活のリズムが変わり、姿勢が良くなり、立ち方、あるき方が変わり、体もすこしずつ締まってきて、怪我をしなくなった。ちょっと肩を回してポキポキなっていたのがもう鳴らない。良いことだ。

天覧山より飯能の街

地球と接しているのは足。
しっかり地球と接していたいと思う。

終わり


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