世界年鑑2012年より


発行所 共同通信社 発行人 三土正司

2012年の世界年鑑には2011年に起こった出来事について多く載っていた。その中でも私は、日本に絞って見てみた。

みてみると東日本大震災について多く書かれていた。私はその当時、まだ幼稚園の年長で「恐ろしいことが起こっている」程度にしか思っていなかった。恐ろしいだけにとどまらず東日本大震災は社会にも大きな影響を及ばしていた。私はその中でも経済面にしぼり3つの問題に注目した。

1つ目の為替では、一ドル83円での取引が続いていた中、震災の影響で円高化が進行し17日には、76円になり戦後最大値となった。その後、10年ぶりに日本円をめぐる協調会議が行われ4月には円安が進み85円に戻った。

次に2つ目は、株価の急落だ。株の動きで見ていると2月に、1万8000円まで回復した株は、東日本大震災後に、急落し3月14日には10000円を割り込んでしまった。さらに翌日の15日には下落率10.55%と、過去3番目の下落率を記録した。ただ震災で落ち込んだ企業の生産が回復するにつれ株価は再び上昇傾向となった。

最後に3つ目は、サプライチェーン寸断についてだ。東日本大震災では、工場や店舗が直接被災しただけでなく、サプライチェーンの寸断により被災地から離れた工場までが停止し、復旧までに長期間を要した。サプライチェーンの寸断では、特定の武分供給を担う企業や工場が攻撃を受けると、内外の多くの企業に広範な影響も及ぼすことが分かった。

また東日本大震災以外でも2011年には、ほかに私の好物であるユッケの食中毒が流行ったことが目に止まりまった。食べた客180人が食中毒になりそのうち5人は死に陥りとても恐ろしいと思った。その事件後、国は生食牛肉の取り扱いに関する罰則付きの新基準がだされた。

私は、世界年鑑を見るまで知らない世界で起こったことなと詳しく載っていることがとても興味深く面白いと思った。世界を知るためにも、たくさんの世界年間をこれから見たいとも私は思った。 

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