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「えぺまつり」のこだわりと熱量を伝えたくて裏方座談会しました──前編

こんにちは、UUUM noteです。「Apex Legends」の大規模カジュアル大会として2021年4月にスタート、本戦・スピンオフと4大会開催し、回を重ねるたびに注目を集める大会に急成長した「えぺまつり」。
このイベントを支える社外の裏方さん3名にお越しいただきお話を伺いました。UUUMからは社内裏方を代表してユニット統括の桑村が参加。えぺまつりファンの皆さん、ぜひお楽しみください!

参加者
五十嵐正幸 さん(ウェルプレイド・ライゼスト株式会社 プロデューサー)
じんかい さん(水墨イラストレーター デザイナー)
蒼喬 さん (書家)
桑村 崇一郎 (UUUM クリエイターマネジメントユニット 統括)

左から、五十嵐正幸さん、桑村崇一郎(張り切って冬将軍のパーカー着てきました)、じんかいさん、蒼喬さん

はじまりの話


─「えぺまつり」が始まるまでについてざっくりとまとめたいです

(桑村)
じゃあ、五十嵐さん、じんかいさん、蒼喬さんに会う前の話から。
UUUMはもとから生配信領域に強かったわけではないんです。そんな中で、ストリーマー・ライバーのコミュニティや、彼らを中心としたApexのコミュニティ大会が盛り上がってきました。しかもコロナも背景にそれが急激で。取り残されないようUUUMも生配信の「船」をつくらなければ…!と考えたのが始まりです。
いろんな要素を考えつつ、HIKAKINさんも巻き込みながら、ほどよく意外性がありつつ親和性もありそうなクリエイター・ストリーマー・ライバーの方々に声をかけて開催したのが「えぺまつり」です。

─記事ではもっと本当にばっさりいきますよ(というわけで以上はそのばっさりの結果です :編集モモヤマ)

(桑村)
ちなみに、いきなり「えぺまつり」ができたわけではないんです。SHAKAさんHIKAKINさんSEIKINさん の「チーム釈迦キン」による生配信をプロモーションとして実施して、かなりの反響を呼びました。

(桑村)
そして、「チーム釈迦キン」からの流れを汲む取り組みとして、HIKAKINさんが、SHAKAさんSPYGEAさんといったストリーマーの象徴のような方々とタッグを組んで出場する大会として開いたのが第一回「えぺまつり」です。


(桑村)
Apex Legends」はすでに日本ですごく流行っている状態でした。さらに、UUUMとしても、中長期的な視点からコミュニティ浸透を一緒に考えさせていただいていまして。コミュニティが求めるものや価値観、不満や関係性といった状況を把握し、きめ細かく対応していくことが重要になります。その点、主催 UUUM、Sponsored by EAという座組みにもあらわれていますが、コミュニティマーケティングの専門家であるUUUMを信じて任せてくださった。これが、うまく立ち上げることができた要因のひとつだと思っています。

UUUMにしかできないことをやろうという大会ですし、若年層やコアユーザー以外の方々も楽しめるようにという意味で、すごくカジュアルに作りたかったんですよ。だから、どうやったらこのカジュアル感を伝えられるだろうと、イベントタイトルもかなり悩んでたんですね。じんかいさんは憶えていらっしゃると思いますが(笑)

(じんかい)
はい(笑)

(桑村)
かなり悩んだ結果、最終的にひらがなで「えぺまつり」でいこうと。送り仮名による表記ゆれ防止と、柔らかい雰囲気というのが決め手でした。

おっと(笑)かなり具体的な話をいきなり


─じんかいさんと蒼喬さんにはその時点から相談していたんですね?

(桑村)
eスポーツが大好きで独自で大会開催をされてた方がいらっしゃって、その方に紹介していただいたのが、じんかいさんと蒼喬さんでした。

─ウェルプレイド・ライゼストさんに協力に入っていただいたのは?

(桑村)
ウェルプレイド・ライゼストさんは、もともと「ウェルプレイド」さんと「RIZeST」さんだったんですよね。
僕らとしては、やっぱり一番良い環境でやりたかったんです。なので、その道のプロに協力してほしいと考えて相談したのが、業界内で目立ってたウェルプレイドさんとRIZeSTさんで。どちらとも「何らかの形でご一緒できそう」と相談を進めてたら、合併しちゃったんですよ。

(じんかい・蒼喬)
えーーー!

─その頃、五十嵐さんはどちらにいらっしゃったんですか?

(五十嵐)
私は今年1月からウェルプレイドにいました。ウェルプレイドはどちらかというとモバイル系、RIZeSTはどちらかというとPC系が主で。それぞれの領域で同じeスポーツを盛り上げようというライバル関係でもありつつ、代表同士はざっくばらんに話せる関係だったようなんですね。
ということで、今年2月に合併してウェルプレイド・ライゼストになりました。

(桑村)
ちょうどその時期だったんです。両社とお話を進めていて。

(五十嵐)
そうですね。当初は代表が対応していました。

(桑村)
で、呼ばれてきたのが五十嵐さんだったんですよ。

(五十嵐)
桑村さんのご相談というのが、最初のミーティングから相当に具体的な大会のお話になっていたので(笑)すぐに動き出すことになっても対応できるようにと僕も呼ばれたようです。

─おっと(笑)かなり具体的な話をいきなり持って行ったんですね

(五十嵐)
はい、大会に向けてどうしていきましょうか、どうしたらいいでしょうかっていう段階になっていたんですよ。

─初めてのミーティングでその相談してしまうのって、結果、良かったかもしれないですね

(桑村)
まあそうですね「超聞きたいこといっぱいあるんで」みたいな感じになってて。いろんな要素から先に日程が決まっていたのも大きいです。かなり前のめりに動かしていくしかなかったですね。

(五十嵐)
具体的な相談ができたので、めちゃくちゃ僕が喋るっていうミーティングになりましたよね(笑)


eスポーツ大会のプロデューサーというお仕事


─ちょっと横道にいかせてください。ウェルプレイド・ライゼストさんのような会社のお仕事や役割について少し聞かせてください。noteの読者さんも知りたいんじゃないかと

(五十嵐)
eスポーツの総合商社として配信制作や大会運営、プロeスポーツ選手のマネジメントといったeスポーツに関わる様々な事業を行っています。
UUUMさんとの関わりの中でいうと、我々の役割的なところは、配信制作です。たとえば、ゲーム内のカメラの演出や、台本や、音響まわりとか、技術面で事故を防いだりとか、ありとあらゆる生配信にまつわる全般ですね。
それから、演者さんのケアや、資料作成とかも。配信制作ってひとことで言おうとすると難しいですね。

─どういうご経験の方が集まっていますか

(五十嵐)
ゲームの元プロプレイヤーの人、広告代理店にいた人や元ゲーム会社の人、私のようなイベント関連出身者といったeスポーツに関係がありそうな出身の人もいれば、全く関係ない業種、例えば裁判所や酒蔵で働いていた人など、いろんな人が集まっています。

─UUUMもいろんな人が集まってきてますが、eスポーツ分野となるとカバーしきれない部分があるということですよね

(桑村)
そうですね、技術を持っていて、かつ、ゲームに特化した知識も同時に持っているからこそ実現できる領域というのが一定あって、そういうところをうまくカバーされているのがウェルプレイド・ライゼストさんですね。


水墨画と書によるクリエイティブ


─じんかいさんと蒼喬さんは、以前からゲーム大会のクリエイティブに関わってこられた関係で紹介があって、えぺまつりに携わるようになったとのことでしたよね

(じんかい)
自分が遊んでいた他のゲームタイトルがありまして。そのころから水墨で絵を描いてて、Twitterでゲーム友達とわちゃわちゃしてたら、個人大会を運営している方が水墨描ける人を探していると。
それがゲーム大会のクリエイティブを担当し始めたきっかけです。その大会も15回以上になりますが、そこでポスターを作ったり、PVを作ったりしていました。そしたら今年の3月に突然、同じ方から「Apexの大会に興味がありますか」と。

─それまではApexにはそんなにふれていなかったんですね?

(じんかい)
名前は知ってたけど遊んでなかったんですよ。

(桑村)
確かにそうでしたね、で、遊んでもらうところからスタートしたんですよね。

(じんかい)
ですね。ちょうどWindows PCもあったんで遊んでみて。そうしたらすごくはまってしまって(笑)クリエイティブが進まないんですよ。

─ゲームばっかり進んでしまうという(笑)

(じんかい)
もうめちゃくちゃ面白くて。私、FPSが苦手な意識があって。高校のときに全然できなくて、周りに迷惑かけちゃうなー、じゃあやらない、みたいになっていたんです。でもやってみたら面白かったのと、キャラクターがすごく魅力的だったんですよね。桑村さんとの打ち合わせでも、このキャラクターは絶対に入れましょうみたいな話によくなります。

(じんかい)
えぺまつりでは、告知映像やポスターのほかに、配信画面のデザインも担当しているんですが、その部分の依頼を受けるのは初めてでした。僕はもともとグラフィックデザインの会社にいて印刷物がメインでしたが、水墨は社会人になってからだったので、生配信の素材となるとどうしたもんかなと。第一回はけっこう試験的でしたね。

(桑村)
そうですね、第一回はとにかく間に合うように作ろうという感じでしたし、みんな納得いってないけど、もうこれでやろうっていう。まずは形にすることが大事だっていうことで。

─第一回の背景は…

第一回の「えぺまつり」(2021年4月開催)の背景

(桑村)
金色の和紙の背景なんですよね。

(じんかい)
ロゴがぽんぽんぽんとあって。で、もっとこうしよう、ああしようという話になりましたね。で、二回目の「えぺまつり外伝」のときイメージを見せたら「そうそうこんな感じ」となって。

「えぺまつり外伝」(2021年6月開催)の背景

(桑村)
日本っぽいんだけどちょっとポップでという「えぺまつり」の今のクリエイティブの基礎になるものが「えぺまつり外伝」のときにできましたね。


──と、お話はまだまだ続きますが、前編はここまでです!
明日12月25日の後編ではえぺまつりのクリエイティブのお話をさらに掘り下げます。お楽しみに!

そして、、、明日の告知も!


そして、、明日ですが、12月25日(土)には 、UUUMが主催するApex Legends大規模カジュアル大会「えぺまつり」と、プロゲーミングチームCrazy Raccoon(クレイジーラクーン)が主催する「Crazy Raccoon Cup Apex Legends」のコラボイベント「CRえぺまつり」開催です!

そしてこれが、、、見逃せない大会になります!(断言)お楽しみに!

「CRえぺまつり」公式配信(12月25日土曜 18時開始予定)

公式配信に飛ぶと、スペシャルな予告映像が流れます!これも熱い。。
【公式】CRえぺまつり - 本配信【Apex Legends】
https://youtu.be/BpL1ciKdNYI


© 2021 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.


本日はここまでです。読んでいただきありがとうございました。そしていつものお願いです。フォロースキ(ハート)をぜひー!


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