伏線がみごとに回収されていくお話には理由がありました── ンダホさん×けーすけさんインタビュー(後編)
「ンダホさんと歌を作る。」
──さてさて、楽曲のお話も聞かせてください
(けーすけ)
僕らが歌の企画動画を出したときがあったんですけど、公開してすぐ後、ンダホさんから「エスポの曲作ったらいる?」っていうLINEがぽーんと来たんですよ。LINEもらったあと、ンダホさんと浅草でご飯食べたとき、歩いて帰りながら「100万人行ったらプレゼントするよ」って言ってもらったんだと思います。当時30万人ぐらいで、100万人まで頑張るモチベーションになりましたね。
それに、僕らの初めての歌ってみた動画の中で、それぞれの夢を書いたボードを映してて、その中で僕は「ンダホさんと歌を作る。」って出してたんです。
(ンダホ)
「100万人いくにはどうしたらいいですか」「行きたいんですよね」って熱い話を聞いたからこそ「100万人いったらプレゼントしよう」って思ったのかもね。
それに、エスポみんな歌うまいんです。移動中の車の中でもずっとカラオケしてるし、本当にうまい。じゃあそういう人たちに曲を歌ってもらいたいなと、作り手として思ったんですね。
(けーすけ)
それで、今年の2月頃、登録者数が85万を超えて、ンダホさんから「そろそろ歌、動こっか」と連絡もらったんですが、うちのメンバーが「俺らと歌うより、ンダホさんとふたりで歌った方がいいんじゃない?」って言ってくれたんです。それでンダホさんに相談したら、即答でOKしてくださって。
(ンダホ)
だから、ある意味みんなで考えた曲というか、全員のストーリーがあって出来てるみたいな感覚ですね。
そして、85万人の段階ではまだ曲ができてなかったって話なんですよ。「やっべっ!」と思って 笑 すごい勢いで来るから、どうしようどうしようって。ポンって曲ができるとは限らないし 笑
(けーすけ)
もう次の日にはミーティングしましたね。
(ンダホ)
すぐにでもミーティングしないと間に合わないと思って。急いでUUUMの音楽チームにお願いしたんですよ。前から話はしていて「時が来たら」って言ってたんですけど、急に時が来ました。
(けーすけ)
そんな感じで、今年2月以降はマジで今まで以上にお世話になりました!
恩返しと言いつつも、結局は僕の望みを叶えてくれました
──ところで、大阪に一緒に行かれたそうで
(けーすけ)
ンダホさんの一日を空けてもらって旅行に行ってきたんです。
(ンダホ)
僕、そんなに何かしたかな?ってぐらい返してもらっちゃったんですよ。
(けーすけ)
「黄援唄」を撮り終えた後、ふたりで焼肉に行ったんですよ。そこで、「DREAM WEEKでンダホさんに恩返しをしたいので、欲しいものとかやりたいことがあったら全部言ってください」って聞いたんですね。
それで「それだったらふたりで旅行行きたい」って言ってくれたんです。
──「ふたりで旅行」って言ってくれるンダホさんもすごい気がします
(けーすけ)
そうなんです!ンダホさんは意識してないと思いますけど、3年前のンダホさんの誕生日に、メッセージつきのコルクボード渡したんですね、そのとき僕「ンダホさんといつか旅行行きたいです」って書いてたんですよ。
(ンダホ)
それ、言われてから気づいたんです。
(けーすけ)
意識せずに言ってくれたんですよね。
(ンダホ)
それはそうだね。あとね、フィッシャーズって遠征にいくことはあっても、旅行はあまりないんですよ。みんな早く帰りたいタイプなんで。そんな中、僕、実はちょっと旅行したいタイプなんです。笑
──なるほど、皆さん撮影したら早く帰らなきゃと
(ンダホ)
そうそう。ありがたいことに GREENIA でアスレチックやらせてもらっているので、関西にもよく行くんですけど、観光らしい観光はしていないんですね。なので、けーすけの地元が大阪だし、一緒に行ってみたいってことで、大阪旅行になりました。
(けーすけ)
だから、恩返しと言いつつも、結局は僕の望みを叶えてくれました。
(ンダホ)
だから、それはたまたま。まじでたまたま 笑
(けーすけ)
しかも、地元を案内できるのはめちゃめちゃ嬉しかったですね。地元に世界一美味しい餃子屋があるんですけど。
(ンダホ)
それずっと言ってるやつ。
(けーすけ)
一緒にその餃子行ってきたんですけど、幸せでしたね!
(ンダホ)
この3年の間に6回ぐらいは聞いてたんです。もう食べてえじゃん!みたいな高まった状態で行って、なおそれを超えてくるおいしさでした。だから今回の旅の中でも思い出深いです。3年分の回収っていうか 笑 きっとこの記事でみんな餃子食べたくなりますね。行ける方は行ってください、ほんとに。
気合入ってるサプライズ
(ンダホ)
旅館もめちゃくちゃ豪華なところ予約してくれてて、部屋に露天風呂がついてるんですよ!大切ひとと行くようなところです。そこに僕たち二人ですよ?
──それは、大切だからですよね?
(けーすけ)
はい!そうです。
(ンダホ)
だからもうプロポーズされるんじゃないかくらいの雰囲気でした。
(けーすけ)
そのタイミングで、メンバー全員が来たんです 笑
(ンダホ)
「目をつぶってください」って言われて何かと思ったら、東京にいるはずのエスポメンバーが大阪にいて!びっくりですよ。お風呂開けたら指輪でも待ってるんじゃないかみたいな、それぐらい色々用意してくれて。気合い入ってるんですよエスポのサプライズは 笑
(ンダホ)
エスポカーもなぜか大阪に来てるんですよ。
(けーすけ)
レンタカーの手続きとかで時間かけたくなかったんで、メンバーが前乗りしました 笑
(ンダホ)
根性なんですよ、色々と。車で東京から大阪って 笑
(けーすけ)
いつも車なんですよ。なんか自由じゃないですか。好きな曲も流せるし、好きな時に飯食えるし、ごろーんってできるし。
1年も経ってないのに、走行距離がもう5万kmいっちゃいました。
(ンダホ)
だから楽曲も、最初は車系にしようか?という案もあったぐらい。でも、僕らのメンバーカラーが黄色なので、黄色で元気出る曲にしようか!となりました。
そう、黄色が広がっていく
──そういえば、けーすけさんがメンバーカラーを黄色にしたのはいつからでしたっけ
(けーすけ)
始めはテロップの色も特に決めてなかったですしね。まだ編集も覚えきっていない頃は「テロップは何色がいいんやろ?」って感じでした。
でもンダホさんと仲良くさせてもらうようになって、これはやっぱり黄色でいきたい!となって。
(ンダホ)
エスポってだんだんメンバーが増えいく、珍しいタイプのグループというのもあって。気づいたら色があった感じだよね。
あと、メンバーカラーって、あると便利だよね、持ち物買うときも。
(けーすけ)
ほんと便利ですね。決まった色を買えばいいので。
(ンダホ)
視聴者さんにとってもわかりやすいし、僕らにとってもわかりやすいんだよね。テロップも持ち物も。
(けーすけ)
僕の黄色はンダホさんから来てます。
(ンダホ)
そのうちけーすけを見て黄色がいいなって人も絶対出てくるから。
(けーすけ)
黄色感染していくんですね。
(ンダホ)
そう、黄色が広がっていく。それもあって今回楽曲のテーマも黄色にしたんだなって思いました。
──対談はここまでです。ンダホさん、けーすけさん、ありがとうございました!
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