オンもオフも良さを知った今、 UUUMが目ざすイベントのかたちを考えました
こんにちは、UUUM noteです。
UUUMでは、クリエイターイベントの新しい選択肢として、オンラインイベント開催にも取組んでいます。今だからこそ、イベントについて語り合ってみよう！ということで、おーみちさん、まさおさん、みっちーさんにオンラインで集まってもらって話を聞きました。
2019年、全国のファンに楽しんでほしい！という思いからスタート
─UUUMでのオンラインイベントの取り組み始めについて教えてください
（おーみち）
以前から、イベント開催地がどうしても主要都市に集中する一方で、YouTubeの視聴者さんは全国各地にいるので、より皆さんに気軽に楽しんでもらいたいっていう課題感がありました。いろいろ模索していき、大きく動き出したのはU-FES. TOUR 2019からかなぁ。
（みっちー）
U-FES. TOUR 2019は全国10都市と、開催地をぐっと拡大したことに加えて、公演を生配信で見られるチケットや、後日、映画館で見られるライブ・ビューイングチケットの販売など、全国のファンにより気軽に楽しんでもらえる仕組みを作っていったんです。
（まさお）
単独イベントでいえば、もう少し前、2018年品川、2019年豊洲の水溜りボンドイベントとかも、オンラインとオフラインを併せて実施する動きはありましたね。
2019年 水溜りボンド＠豊洲PIT ライブビューイングは「劇場版」、告知も「特報」として打ち出しましたね
（おーみち）
そうですね、2019年あたりからオンラインイベントのノウハウが少しずつ積み上がってました。2020年からの社会情勢でオフライン開催が難しくなった影響ももちろんありますが、もともと動いていたものが早まったという感じです。
配信プラットフォームと一緒に試行錯誤した１年
ーオンラインイベントはどうやって組み立てていますか？
（みっちー）
まずはクリエイターのやりたいことを聞いて、それならこのプラットフォームでこういう形で実施しましょう、と決めていくことがほとんどですね。
（まさお）
たとえば、ひとり対ひとりでファンと会話することを目的とするのか、ひとり対大勢の形でファンと盛り上がることを目的とするのか。目的によって使用する配信プラットフォームを変えるんです。
2020年6月、AmiBeautyTVのAmiさんがファンとお酒を飲みながら交流するオンラインイベント（年齢制限つき）を開催。リアルイベントとはまた違う、近い距離感で同じ時間を過ごす感覚での交流ができました。
（みっちー）
配信プラットフォーム側もまさに成長過程にあるので、僕たちの方からプラットフォームに「こういうシステムにできないですか？」って要望、提案をすることも多かったね。
（おーみち）
本当に、この１年は配信プラットフォームの方とも一緒になって試行錯誤してきたと思います。多方面にご協力いただいて、できることの幅が広がりました。
オンラインイベントならではのカメラワークや演出
ーオンラインイベントならでは、という制作上の工夫などありますか
（みっちー）
イベントの内容によって、ファンが求めるコミュニケーションが異なってきます。なので、オンラインイベントでは、演出やカメラの動きもオフラインイベントのライブビューイングとはあえて変えています。
（まさお）
たとえば、音楽のオンラインイベントでステージ上にカメラマンをあげて、かなりバンドに近い距離で映像をとったり、クリエイターがずっとカメラ目線で歌う演出をしたり。
好きなクリエイターと目が合うってファンにとって嬉しいことですもんね。
2020年12月、オンライン開催した TOSHIMITSUさんの 2ndワンマンライブでも、訴えかけるようなカメラ目線で歌ったり、カメラを引き連れて無観客のフロアにおりていくなど、オンラインならではのパフォーマンス満載！
初めてのオンラインイベントには 気持ちのハードルがある
（おーみち）
オンラインイベントを経験する前は、ファン側もクリエイター側もわりと高い気持ちのハードルが実際、ありますね。
リアルで会えるイベントに比べて、画面一枚はさむオンラインイベントで満足できるの？って。
（まさお）
でも、実際にオンラインイベントに参加してくれたファンもクリエイターも、だんだん楽しみ方をわかってきてくれてますね。
いちど参加したファンからはまた参加したい、クリエイターからはまたオンラインでやってみたいっていう声、嬉しいことにたくさんもらいます。
「俺たちの距離が２mになっても心の距離は０mだぜ」と公演タイトルに強烈なメッセージをのせた、夕闇に誘いし漆黒の天使達の初のオンラインライブ（2020年10月開催）、タイトルのとおり離れていても通じ合えるライブになりました！
（みっちー）
だからこそ、もっともっとクオリティの高いイベントを提供できるように僕らも頑張らなくちゃね。
オンラインイベントの質ってすごく大事なので、これからもうんと良いイベントを作っていきたいですね。
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良いところどりのハイブリッドなイベントをめざしたい
（おーみち）
今はオフラインでのイベントが難しい状況だけど、できるようになったらオフラインイベントもどんどんやりたい。そして、オンラインとオフラインのよいところを併せた、ハイブリッドなイベントにしていきたいと思っています。
（みっちー）
リアルに五感をフルに使って楽しめるのがオフラインの良さだけど、オンラインは、ぐっと近い感覚でクリエイターと交流できる良さがある。
両方の良いところを行ったり来たりできるようにすることで、ファンのみなさんもクリエイターも、イベントっていうものの楽しみ方がさらに広がると思います。
─おーみちさん、まさおさん、みっちーさんありがとうございました！
今回はここまでとさせていただきます。
オンラインイベントの進化も楽しみですし、オフラインもどんどん開催できるようになったらさらに新しいしかけが…わくわくしますね！
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