【満月対策本部】満月休暇導入いたします

今月よりウツワでは「満月休暇」を実験的に取り入れてみることにしました。どういった経緯でその決断に踏み切ったのかを今回はお話したいと思います。

なんだか気づいちゃった月とわたしの関係

昨年の2018年12月クリスマス前の数日間、「魂ここに在らず状態」が続きました。具体的には、思考停止、身体は地面に引っ張られているけれど頭だけは掃除機で吸い取られているような奇妙な感覚が襲いました。ソワカ、ミロクどちらも程度の差はあれ同じような体感があり「なんか変な感じ、自分の身体や思考がコントロールできないみたい。」と話していました。

2018年12月23日、なんとかお店の営業後片付けが終わり帰る途中とても大きな月が目の前に現われました。無事営業を終えほっとしたのかボーッとしておりトボトボ歩いていると二人同時に月を見上げました。いつもの距離とは違い、目の前にぶら下がっている様な感じの月。立ち止まり見つめるしかなかった数分間。これはいつもと違うと直感的に思いました。

フラフラと帰宅。気になって月について調べてみるとその日は「満月」の日でした。そしてとてつもない月の大きさと手を伸ばせば届きそうな程の距離感。

このことから、月とヒトとの関係に興味を抱く様になりました。

第六感は磁気を感じる力「磁覚」?

月の満ち欠けと女性の月経周期28日前後と同じことや、新月や満月の時期に出産や亡くなる確率が高いという話は聞いたことがあるのではないでしょうか。

何故なのか詳しくはわからないようですが一説には身体の水分量が70%の人体に潮の満ち引きが影響を及ぼし、海の干潮、満潮のような現象がヒトにも起こると言われています。

東京大学とカリフォルニア工科大学の共同チームによる研究で「第六感は磁気を感じる力」の可能性があると発表され衝撃が走りました。

ウツワのコンセプトの一つである「六感」についての研究とあり興味津々。論文は2019年3月に発表された新しいもので不確かではありますが面白い視点だと思います。

地球と月の関係も変化している...磁場が変わる

地球の磁極が反転するポールシフトがいつ起きてもおかしくないとされている今。さらにもうすでに地軸が傾き、中心軸が大きく傾いていることはご存知ですか?昨今の天変地異や異常気象の発生の一因ではないかとも言われています。

パーデュー大学のMatthew Huber氏によると月の重力の影響から地軸の回転が減速し、月との距離が離れていると報告されました。つまり、これまでと今とでは月の影響力が変化しているとも言えます。

月の影響力?それとも受け取るヒトの感受性の高まり?

①「磁覚」が六感として備わっている可能性がある
② 地軸の傾きによる地球磁場が変わってきている
③ 地球と月の距離が離れている

地球と月の関係性が変化していることはたくさん研究されていました。ただ、ヒトの感覚については被験者の個体差によるところや立証が難しい、再現性が乏しいなどにより研究が思うように進んでいないようです。ただ、今回の六感が「磁覚」であるという研究。

スマートフォンやWiFiなどあらゆる磁気、周波数の中に埋もれるわたしたちですが、この「磁覚」が過敏になっている?慣れてきている?のかもしれないと考えました。また、わたしたちはできる限り本来備わっているはずの感覚に気づきたいと思っていたので、感じ取る変化に敏感になっていたのかもしれません。

翌月も、またその翌月も、そして今も

月の影響によって、体調や思考がいつもと違うのか、関連性があるのか正直不確かなところがありました。ただ、今年2019年1月、2月、3月、そして今この時も、満月付近になると大なり小なりあるけれどやはりいつもの自分と違います。

また、「なんか調子が狂うな、なんで?」と話していて調べてみると数日後に満月。もはやルーティンの現象になりつつあります。ここ最近では、「とにかく満月の時期はやばい!何か対策を!!!」と真剣に考えたりもしていました。

「満月対策本部」を立ち上げた。メンバーは二人。

実はかなりの危機感を持っていました。注意力は散漫となり、実際にお客さまにご不便、ご迷惑をお掛けすることも起きてしまいました。月の影響ではないかもしれませんが、毎月満月付近にドキドキしながら皆さまをお迎えし、やはり体調面や精神面でも十分力が発揮されない現状をどうしたものか、ここ数ヶ月真剣に悩んできました。

そこで、この度誠に勝手ながら「満月休暇」を実験的に導入することと致しました。会話や行動が一歩遅くなってしまうなどお客さまにご迷惑をお掛けすることとなることも心苦しいです。そのため、思い切ってお休みいただいてみる事にしました。

「満月対策本部」会議にて、解決策を模索しました。
スリランカでは「ポヤデー」という満月祭やミャンマーでは祝日になるなど、満月は特別な意味があるようです。満月は穏やかな気持ちで落ち着くことが求められる風習。なぜこのような祝日があるのか、起源などは詳しくはわからなかったのですが、古くから月の影響をヒトが感じていたための措置だったのかもしれません。

また、ヨガでは、満月は体内の水分の増加やエネルギーの増加をもたらすと考えられており、過度の刺激の原因となる傾向がある新月と満月は怪我が多くなると言われ、極力ハードな実践は好ましくないとされ、休息の日とする方も多いようです。

このように月が身体に与えるこれらの影響に気づくこともまた、ヨガの実践であると考えられています。

月を感じながら心身の影響を感じる

ここまで、「満月の影響だ!」と言ってきましたが全てがそのせいと片付けてはいけないと思っています。また、月の影響を感じる度合いは人それぞれで、例えばソワカが調子が悪くてもミロクはそこまで酷くない、その逆もあるため、時期によっても違うようです。

ただ、自然の一部である我々人間がどのように自然と共生、取り入れるべきかを実験してみたいと思います。

新月はInhale(吸う)、何かを始める時期。
満月はExhale(吐く)、余計なものを手放し完了に向かう時期。

日頃怠りがちな勉強や身の回りを見直すメンテナンスデーに置き換えたいと思います。

今回ノートを書く上で大変参考になったサイトのリンクです。こちらも合わせてチェックしていただくとよりご理解いただけるかもしれません。


この実験を通して得た気づきなど、またご報告します。
あとちょっとで何か腑に落ちそうな予感。

おわり

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