日記（2020/12/16）

　冬になると小鳥は群れるのか、たまたま最近よく見るだけなのか、空を泳ぐ鰯の群れのように、流動的で幻想的な形を作っているのを今日も見た。こう書くと何だか綺麗に思えるけど、実際見ると少し恐怖だったりする。それは数の異常さだったり蠢く様子だったりがそう思わせるのもあるが、糞という実害も恐怖である。うちの前にも大群で押し寄せて、買ったばかりの車を糞だらけにされた。古い車の時は鳥なんて来なかったし、そもそも洗車なんてろくにしたことなかったので、今は本当に困らされている。雨も降らない。

　お金の話をする。今まで持っていたNISA口座を積み立てNISAに変更しようと手続き中である。社会人になってしばらくするとお金を貯めておくだけでは勿体ないなと思い、投資しようと考え付いた。口座をつくってから、実際に買うまでなかなか時間がかかったけど、取りあえず100万だけ入れて、勉強と思って個別株を買ったりしていた。結局それは、何だかんだトータルで言うと20万近く負けた。その途中でNISA口座も作っていて、何故かNISAの方で全世界インデックスを買っていたんだけど、そっちは順調だった。割と精神もすり減るので、私はインデックスの人になるのがベストだろうという結論に、今年になってようやく至った。こつこつインデックスを買っていくならば、大して収入が多いわけでもないので積み立てNISAにしようと思ったというわけだ。未だ資産の大半は銀行預金であり、もっと早く投資していればと思わなくもないが、老後になって思うよりマシだろうということで、機会をうかがわずに坦々とやっていきたいと思う。

　それにしても寒くなった。寒いとマスクが布の鎧程度に防御力を持った防寒具になる。私は基本的に何にでも愛着や思い入れを持てるので、使い捨てマスクですらたまに今日一日の働きぶりを労ってやったりする。変に愛着が生まれたところで、理性的に捨てた方が良いものは容赦なく捨てるのだけど。

　週一の日記更新しかしなくなったけど、いつも見ている人が今日も書いてると帰ってきた感じがして少し嬉しくなる。今日はとりとめもなく書いた。十把一絡げという言葉を知った。