ペットの死

TVで愛犬が亡くなったった方の事を放送していました。

一人暮らしの若い綺麗なその女性はずっと愛犬と暮らしてきたそうです。
元気だった愛犬も、やがて歳を取り病気に罹り…
寿命もあったのでしょうが、介護のかいもなく
愛犬は段々と弱って 静かに息をひきとりました。

十数年愛犬との楽しい思い出も もうこれからは作れません。
悲しみの中、ペットを埋葬してくれるお寺にお願いして
埋葬することにしました。

小さな棺の中に愛犬を入れて、周りをお花で埋め
お経をあげてもらい、亡骸を焼いて骨を拾い、お墓に埋めてお別れです。
そんな一連の事をしていると、少し心の整理ができたようです。

番組を見ていてなんだか昔のことを思い出しました。
私も、昔愛犬が死んだ時は、ただただ悲しかったのを。
そして同じように、お墓に埋葬して少し心が整理できたように思いました。

ペットは死ぬと、比較的純粋にF27(転生ポイント)に行きます。
でも、私は珍しい体験をしました。
囚われの領域といわれる迷いの領域に居た愛犬達を見た体験です。

モンローモデルでF23と呼ばれるその領域を
体外離脱で探索していた時に体験した事です。
この領域は自分が亡くなった事に気づいていない
この世への未練や執着が強いなどの理由で
囚われ留まっている意識状態の領域です。
ここに囚われているのは、ほとんどが人間で
動物がいる事は知りませんでした。

初めてこの領域を探索した頃です。
あるおしゃれなマンションの部屋の中に 小型犬が三匹いました。
あれ、犬がこの辺りに居るなんて珍しい と不思議に思い
この子らとアクセスしてみたんです。

すると、彼らは何の疑いもなく
ただただ飼い主が帰って来るのを待っているのです。
おそらく飼い主を待ちながら亡くなったのでしょう
肉体は死んでも意識はそのまま、ひたすら待ち続けます。
永遠に帰らない飼い主を待って。

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この時は上に誘導する事を知らなかったので
そのままにして、私自身が肉体にもどってから
とても切ない気持ちでいっぱいでした。

動物もそんな風に囚われてしまうことがあるのですね。
ペットとの関わり合い方 やがて来るお別れの受け止め方
考えさせられました。

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