イライラを抑えてコントロールする対処法
「仕事でイライラする」
「パートナーとの小さなズレにイライラする」
日常には大小様々なイライラの種が落ちている
ちょっとしたことでイライラして強い態度になってしまったり
そんな自分に自己嫌悪したり
わかっていてもイライラすることが止められず悪循環におちいることは
めずらしくないのではないだろうか
しかし、無理にイライラを抑えることは精神衛生上良くありません
かくいう私もイライラしやすい性格で苦労したことが多々ありました・・・
しかし大丈夫です!イライラはある程度コントロールできます!
今回はイライラしやすい私でも実践できた、イライラを抑えてコントロールする方法をお伝えしたいと思います。
▼イライラを言葉に出さないでみる
イライラを感じるということは感情的になっているということ
感情的になっている時は冷静な判断ができず、
平静時には言わないこともつい余計な一言で言ってしまいがちです
それが新たな火種を生んで、そもそもイライラするきっかけになった事案から論点がズレていってしまいます
そうなってはもはや収集がつきません
なので一旦言葉を出さずに少し深呼吸しながら黙ってみましょう
「黙るったってイライラしてるんだからそう簡単にできないよ」と思いますよね
その通りです
もちろん最初からうまくはいかないかもしれません
つい勢いで相手に言葉をぶつけてしまうこともあるでしょう
でも繰り返し意識することによって少しずつできるようになってきます
「一旦黙る、一旦黙る・・・」と頭に念じてみてください
そうすると何回かに一回はできるようになります
ちなみにこの時黙るのは我慢するためではありません
なぜ今イラついているかを
言語化するために黙るのです
イラついている時に限りませんが、自身の感情の由来を
正しく理解できていることって意外と少ないと私は考えています
感情の由来が何か?わかれば
それに対して自分がどう対処すればいいかもわかってきます
この「感情の由来を言語化する」という紐解きこそがイライラを抑える方法なのです
▼「なぜリレー」をしてみる
一旦黙ることができたら次にすることは
なぜリレーを試してみてください!
なぜリレーとは私が作った言葉ですが
具体的には「なぜ」を繰り返し自問してみるだけの単純作業です
例)
イライラする→なぜ?
部下の報告の仕方にイライラする→なぜ?
生意気に感じるから→なぜ?
社会通念上の常識が守られていないから→なぜ?
ならまず社会通念上の常識を教えるところから始めないとなにも変わっていかない
この時注意するのは「当たり前」と思っている部分を省略しないことです
上記例文で言えば「生意気に感じるから」の部分のことです
ここ結構重要です
私は店長という立場上、副店長と一般社員の双方の意見を
聞いていたのですが
こじれているときほどお互いの「常識」とか「普通」という感覚のせいで前提条件が整わず、どんどん話がズレてしまっていることが殆どでした
当たり前すぎると思うことほどうやむやにせず、冷静になぜリレーをしてみてください
さて、なぜリレーを繰り返していると同じ結果になることが多くないでしょうか?
それは「自分がなにかしらの行動をする」です
上司にしても部下にしてもはたまたパートナーとでも、です
自分ばかり行動するのではなくて相手も悪いのだから相手にも変わってほしい
なるほどごもっともです
しかし自分が行動する=我慢ではありません
言い方は悪いかもしれませんが「相手をうまく動かしてから自分が行動する」のがイライラをコントロールする対処法の極意なのかもしれません。