初めて選ぶ『保険』①

1年前に健康診断をした時に、乳がんの項目が「再検査」だった。
仕事が一番忙しい時だったから、「なんで、私?」とも思いつつ、1/2の確率だから仕方ないかと冷静に納得している自分もいた。

半年後再検査した時、待ち時間は恐ろしいほどに不安を感じた。
自分の受付番号101番が呼ばれるまで、がやがやとした待合室の音が聞こえなくなるほどに自分の中に閉じこもった。

会社で営業は生命保険に加入させてもらっているけど、これ入院することになったら、お金もらえるのか?
仕事に復帰できるのか?
私の貯蓄どれくらいあったかな?

なんて、柄にもなく結構焦っていた。
最終的には、良性の腫瘍の可能性が高いということで、半年後にまた再検査ということになった。

転職をして、自分で保険を選ばないといけないなとやっと思い、調べ始めました。

多すぎる、保険の種類

まず、保険の種類多すぎる。
「医療保険」、「がん保険」、「終身保険」、「生命保険」、「養老保険」……

発狂しそうだった。
そして、元営業職だった私としては、「あ、これちゃんと勉強しないとマジで騙されるやつだ」と悟った。

騙されたってお金もらえることは変わりないけど、おすすめに入って最高っていう未来はないなと。

そこで、まとまっているネットの保険代理店から資料を色々と送ってもらった。

もはや何もわからないけれど、「とりあえず医療保険に入って、入院・通院の保証だけは作っておこう。」と考えて、医療保険に絞ってみた。

ただ、医療保険に絞ったところで、腐るほど保険はある。

【今回資料請求したもの】
・Lifenet生命
 保険商品パンフレット(保険選びワークブック)

・ネオファースト生命(第一生命グループ)
 ネオde医療

・アクサダイレクト生命
 商品パンフレット

・チューリッヒ生命
 終身医療保険 プレミアムDX

・三井住友海上あいおい生命
 新医療保険A(エース)プレミア

・SBI生命
 終身医療保険

読んでみると、はじめは大体同じようなことが書かれている「三大疾病」、「入院日数」、「入院にかかる費用」。

ただ、「無解約返戻金」、「特定疾病保険料払い込み免除特約」、「健康環付特則」……なんだこれ……。

中国語か何かっすか?お金帰ってくるんですか?
もう怖い……。

女性はなんで別に保険が用意されるの?

そして、読み進めているうちに、大きな疑問が沸いた。

「女性」はなぜ別軸でいろいろと用意されているんだ?

ということ。
読んでいて、三大疾病に関してはより手厚い保証があるのはわかる。
ただ、「乳がん」だって、「子宮頸がん」だって、悪性新生物(がん)じゃないか。なんでわざわざ分ける必要がある。

子宮内膜症や子宮筋腫のような他の疾病だって、女性特有とはいえ、男性も他の疾病(肝疾患や性器に関する疾病など)も色々あるのに、これらは入院費などが保証されないのか?

女性のみの疾病は男性と共通ではないからはじかれるのか?

それとも社会的に女性が活躍してきたことは最近で、今までは女性が自分から保険に入ることを考えておらず、最近になって女性が自分から入るようになったから話題作りか?

など訳が分からなくなり、そっとパンフレットを閉じた。

やはり、このような分野はわからないからこそ騙されるなと感じた。
どうにかやる気を再奮起させ、勉強をし、質問を絞ってからオンラインで相談ができるという代理店にアポイントを取った。

続く。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?