つづき

私は初めて精神科に行った。

親が元々パニック障害っていうのもあって
私もパニック障害だったらしい。

「このお薬ちゃんと飲んでいれば治るよ。
 大丈夫。」

大丈夫、大丈夫って繰り返し言われて
私は泣きそうになった。

嫌なら言わなくていい。
言えそうになったらで大丈夫。

なんか心が軽くなった気がした。
医者ってすごいな、、、。

そして社会人なりたての頃
もっと過酷だった。

知らない人、知らない環境
緊張が混じって毎日パニック障害の発作がでていた。

ストレスで毎日泣いて、毎日胃が痛くて
毎日死ぬことしか考えてなかった。

自傷行為をしてみたり
ドアで首吊ってみたり

全然死ななかった。

そして、鬱病になり始めてるなあ。って言われた。
自分でも分かっていた。
自分の異常さに。
幻聴が聴こえて、夢にうなされて、
全く寝れず、書いてはないけど
もっともっと酷かった。

私自身死ぬことに恐怖は無かった。
ただ逃げたかった。
楽になりたかった。

ただそれだけだった。

私自身生きたくないわけじゃない。
ただ逃げる理由が、楽になる理由が、
私は死ぬことだった。

ただそれだけだった。



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