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再起

サッカーは地元の川崎フロンターレを応援している。
今季のJ1が始まってから無敗記録を重ねていたが、遂に今日負けてしまった。

要因は色々ある。
まず大きいのが、鷺沼兄弟と呼ばれ親しまれていた二選手の海外移籍。
それからACL後の過密日程。

Jが再開した後から、スコアレスドローなど振るわない結果が続いていたが、とうとう負けてしまったわけである。

無敗記録というものが途切れてしまった事に対しては、単純に悔しい。
しかし、問題はこの後だと思う。
これに気を落として再起出来なかったら、いよいよ終わりだ。
そうではなく、ここから少しずつ立て直してJ1優勝はきちんと掴み取りたいところ。

今のフロンターレはきちんと前を向いていく事が出来るチームだし、勝ちを重ねる力があるチームだとも思っている。
だから記録が途切れた事自体は少し悔しいけど、そこまで悲観はしていない。
今はチームの変わり目だし、調子の悪い時期である。
それを我慢して乗り越えれば、きっともっと強いチームになれると思っている。

実は、野球でも今年似たような事があった。
私の推しである西武の平良選手は、今季に入ってから連続無失点記録を更新し続けていた。
日本記録も達成した。

まだ21歳にしては物凄い偉業だし、そのおかげもあって五輪メンバーにも選ばれた。
しかし、五輪前に無失点記録は途切れ、五輪でも本人はそこまでいい結果は出せず(チームは金メダルだったが)。
シーズン再開後も良くない結果が続いている。

今はとても苦しい時期だろう。
でも絶対に乗り越えられる選手だと信じている。
こんな事で挫けるようなヤワな選手じゃない。

無敗や無失点記録なんてものはいつか途切れる。
大事なのはその後だ。


思えば、最近読んでる三国志だって似たようなものである。
劉備や曹操といった名だたる武将でも、常に勝利を飾り続けたわけでなく、結構敗北している。
彼らは負けても決して諦めず、落ち延びてからどう再起していくかを常に考えていた。

身近な話にも当てはまる。
人は必ず失敗をする。
失敗したうえで、じゃあどうリカバリしていくのかが大事なのではないか。

失敗してしまった事そのものよりも、その後の対応が大切なのだ。

よーするに、くよくよすんな諦めんなみたいな話なのかもしれない。
失敗した時にひた隠しにしたり保身に頭を使うのではなく、そこから何を得られるか、どう再起するのかに頭を使った方が、遥かに賢明である。

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