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対人ゲームほんとに向いてない

PvPが本当に苦手だ。
かつてやり込んでたスプラトゥーンもそうなのだが、勝ってる時はめちゃくちゃ楽しい。
でも負けが込んだりしょーもない負け方をした瞬間、一気に萎える。

みんなそうだ、当たり前のことだと思うかもしれないが、その気持ちが人一倍強いのだ。
なんなら昔はイライラしながらゲームをやっていたタイプの人間だ。
昔は対人ゲームがそんなに無かったから、対コンピュータにイライラしていた。
小学生の頃に対人ゲームが豊富にあったら、絶対に暴言吐き散らす子供だったと思う。いや、対人ゲームじゃなくても普通に暴言吐いてたわ。こわ。
しかも大して上手くないから地獄である。

ここ何年かで思ったのは「みんなゲームでそこまでイライラしないんだ、本当に楽しそうだな」である。
「イライラしてコントローラーを投げつける人の気持ちが全くわからない」というのにはびっくりした。めっちゃわかるんだが………。
なんなら回線切断だってしたくなる時がある。
「うわもう楽しくねえし時間の無駄だわ、切断してぇ……でも切断はやっちゃダメだろ」と、かろうじて良心で抑えこんでる状態だ。

最近は少し学んだので、ゲームで少しでもイラっとしたら即やめるようになった。

怖いのは、フレンドと通話しながらやってる時だ。
基本的に楽しくやっているのだが、たまに負けが込んだりすると「あ、今楽しくないわ」と明確に自覚する時がある。
嫌味な言葉を投げつけそうになって怖いのだ。実際にそんな言葉が飛び出たなと思う時も少なくない。
その後は決まって自己嫌悪に陥る。

昔一緒にゲームをやっていたフレンド達は、イライラしたら表に出してくるタイプの人間だった。ため息とかついて険悪な空気になるやつ。
あれにはなりたくないとずっと思っているから、一応明るく努めてはいる。
それでも若干周りに気を遣われている節もあるので、そんな時は本当に自分って最悪だなとなる。

そもそもゲームごときでそんなに深く考えず、勝ち負け気にせず楽しくやればいいじゃんと思うかもしれない。
実際に、負けたりしてる時でも相手の動きから学びとれる事はたくさんあるし、そういう事が出来る人が強くなる。そういった研究の楽しみも分かる。
てか友達とワイワイやるだけで楽しいじゃん。勝ち負けとか二の次でしょ。

んなこたわかってる。

何度も勝ち負けなんか気にせずやろう!と思い、負けたり思ったプレーが出来なかった時に一瞬で

うっわおもんな…………と萎えてしまう。

勝てないゲームつまらん。

もうダメなのだ。
どんなに抵抗しようとしても、負けたり思った動きが出来ないだけで自動的に面白くないとなってしまう。
負けた時なりの戦術研究以前の問題なのだ。
湧き上がるイライラを抑え込むのに必死になって、それどころじゃなくなる。

そもそも幼少期から、足も遅くて鬼ごっこで全然勝てないだけで「鬼ごっこって何が面白いの?走ってるだけでワイワイはしゃいでバカみたい」と漠然と思っていた私なのだ。
そういう生まれ持った性質である。
どんなに努力したところで、この性質は治らないのだろう。
つまらなくなったら即ゲームをやめれるようになっただけ、マシになったほうだ。

最近は結局、音ゲーが一番穏やかだなと思うようになった。
とはいえ音ゲーすらも他人と比べると辛くなるので、地道に練習しつつ過去の自分と戦ってハイスコア塗り替えてる時が一番平和。楽しい。

あと最近良くなったのは、ゲーム以外にも世の中面白い事はいっぱいあると知ったので、ゲームに固執しなくて済むという点である。
「ゲームおもんな……………イラストやるかぁ」とか「編み物やるかぁ」に切り替えられる。
気圧が悪さしたりして上手く切り替えられない、よーするにイライラが持続してたりしたら諦めて寝る。

テキストエディタというサンドバッグに、こうして殴り書きする事も出来るし。


ここまで色々書いておいて、こんなに苦しんでるならゲームやめれば?という自問自答。
いや、ゲームは好きなのだ。
たとえイライラしようが疲れようが、ゲーム自体はめちゃくちゃ好き。不幸にも。
だからこそ、ゲームイライラ問題とは一生付き合わなきゃいけないんだろう。

あーあ、人間ってほんと矛盾だらけ。疲れちゃう。

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