届く文章を書くための「ライティングのルール」〜みんなの知らない出版の世界シリーズ#44〜
みなさん、こんにちは!UTSUWAライターのあゆみんです。
『みんなの知らない出版の世界シリーズの第44弾』をお届けします。テーマは「届く文章を書くための『ライティングのルール』」です。
出版するにあたって、絶対に避けることができない「執筆」。
「執筆」にハードルを感じている人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、執筆に対して、とてつもないハードルを感じていました。
今日は、そんな原稿執筆(ライティング)のルールについてお話しします。
「ライティングのルール」とは
「自分で本を出版する」
これは、「決める」というハードルさえ超えてしまえれば、自由に原稿を書くことができます。
しかし、あまりに自由に書いてしまうと、文章が破綻してしまい、読まれない文章になってしまうのです。
そうならないために、ライティングには「ルール」があり、そのルールを意識する必要があるのです。
このルールには
①主要ルール
②変動のあるルール
の2つが存在しています。
①最低限守るべき「主要ルール」
ライティングには
・「です・ます」or「だ・である」調の統一
・主語述語の関係
・稚拙な文章にならないよう文末を工夫
・誤字脱字はNG
という主要ルールがあります。
「めっちゃ当たり前のことやん」
と思うかもしれませんが、とても重要なルールです。
なぜなら、これらが守られていないと、はちゃめちゃな文章になってしまい
理解してもらえない
伝わらない
離脱される
信頼度の低下
など、本としての役割を全く果たせない文章になってしまうからです。
これらの5つのルールは、ライティングをする上で、最低限守るべきルールです。
②書籍により変動のあるルール
こちらは主要ルールほど守らなくても問題はありません。
・「〜たり」は2回繰り返して使う
・「など」は2つ以上に対して使う
・1文が長くなりすぎないようにする
など、守らずとも文章の破綻にはならない程度のルールです。
実際こちらのルールに関しては、書籍(または著者さん?編集さん?)によって変動があるようです。
あれ?これ「〜たり」1回しかない。という書籍も見かけますし、1文が長い文章になっている書籍を見かけたこともあります。
こちらに関しては、必ずしも守らなくても伝わりますし、信頼度が落ちることは低いように思います。(とはいえ、知っているから気づくことはあります。笑)
ルールを知っているとは知らないでは天と地ほどの差があります。
知らなければ、どれだけ熱い想いを込めて執筆しても、届かなくなってしまうのです。
自由に想いを書き綴る中でも、はちゃめちゃな文章にならないよう、ルールに沿って、読まれる文章を紡いでいきましょう。
ちなみに文章を扱うすべての場面でこのルールは共通です。
文章を使うお仕事をしている方は、頭の片隅にでも置いておいてくださいね♡
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