いい本を出版する条件とは? 〜みんなの知らない出版の世界シリーズ#12〜
みなさん、こんにちは!UTSUWA出版代表の山本です。
『みんなの知らない出版の世界シリーズの第12弾』をお届けします。テーマは「いい本とは?」です。
当たり前ですが、出版したい人全員が「いい本を出版したい」と思っていますよね。
出版してブランディングしたい人でも自叙伝を出版する人でも、誰もが本を書くからにはいい本にしたいと願っています。
ということで、このnoteではいい本を出版するための条件をお伝えします。
この記事を参考に、出版を身近に感じてもらえれば嬉しいです。
いい本の条件①:独自性がある
いい本には、他にはない情報だったり知識だったり経験が書かれているものです。
当たり前の内容が書かれている本は、いい本とは言えません。
「健康になりたかったら運動しなさい」
と書かれた本を買いたいと思いますか?
当たり前すぎて、あまり購買欲をそそなれないですよね。
一方で、
「健康になりたかったら裸足で運動しなさい」
こんな書かれ方だったら、少し印象が変わりますよね。
このように、独自性がある本がいい本の条件のひとつです。
いい本の条件②:メッセージが明確
「何がいいたいのかわからない」
そのような本ってありますよね。
伝えたいことがたくさん書かれいる本は結局、伝わりにくくなります。1つひとつのメッセージが良かったとしても、たくさんの中に埋もれて仕舞えば伝わりません。
メッセージとして届けることは、できるだけ少なく明確である必要があると考えています。
あれもこれも伝える本は、結局何も伝わらないからです。
いい本の条件③:読者の中に「あぁ、なるほど」を作り出す
ビジネス書や実用書においては、読者の中に納得のタネを作り出すことがとても重要です。
読者が「??」とどこか納得できない内容は、結局伝わっていないためです。
それは、小説やエッセイであれば、逆に読者に結末を委ねる本もあります。とはいえ、それはあくまでストーリーを楽しむための本に限られます。
本の中に一貫性があるメッセージが届けば、必ず読者は「なるほど!」となります。
そのような本がいい本になりえます。
まとめ
いい本には3つの重要な要素があります。1つ目は独自性、これによって本は他と差別化され、読者の関心を引きます。2つ目は明確なメッセージ、これによって内容は整理され、伝えたいことが明確になります。最後に、読者の中に「なるほど」という納得感を引き出すこと、これによって読者は新しい視点を得、深く理解し、関与することができます。これらの要素が組み合わさった本は、読者にとって価値ある体験を提供し、真に「良い本」になりえます。
UTSUWA出版の理念は「出版を身近に」です。
「世の中に人全員が出版を経験する世の中」にしたいと本気で考えています。
出版って、ほとんどの人が経験しないため、中身がわからないんですよね。だから不安になりますし、驚きもありますし、戸惑いもあると思います。
でも、出版っていいものだし、簡単にできるんです。
出版体験は人生を変える体験のひとつになりえます。
もしこの記事で少しでも出版を身近に感じてもらえたら幸いです。
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