話すだけで出版できる⁉︎ 〜みんなの知らない出版の世界シリーズ#11〜
みなさん、こんにちは!UTSUWA出版代表の山本です。
『みんなの知らない出版の世界シリーズの第11弾』をお届けします。テーマは「話すだけで出版できるってどういうこと?」です。
UTSUWA出版の紹介をするときに、よく使うワードが「話すだけで出版できるよ」。でも、ほとんどの人は「え? どういうこと?」ってリアクションになります。笑
ですよね、だって話すだけで本は書けないわけですから!
ただもちろん、からくりがあります。
ということで、このnoteでは「話すだけで出版できるのはなぜ?」と題して、出版に関する情報をお届けします。
この記事を参考に、出版を身近に感じてもらえれば嬉しいです。
本の原稿を書くための手段は2つ
本の原稿を書くための手段は、主に2つあります。
出版する著者自身が書く
ライターが書く
まず1つ目は、著者自身が書くパターンです。特に自費出版で出版される場合、ご自身で原稿を書くことが多いです。
とはいえ当然、著者さんが何万文字という文章の原稿を書くのは簡単ではありません。
そのため、書き上げるためにはそれなりのスキルや経験が必要です。
一方で、2つ目はライターが書くパターンです。
これがいわゆる「話すだけで出版できる」ということになります。
専属のライターが著者さんの代わりに原稿を書きます。
「え? そんなことしていいの?」
と思う人もいるかもしれませんが、ライターが著者さんに代わって原稿を書くことは、盗作ではありません。
その人の話をヒアリングし、想いや考え方、価値観を著者さんに代わって言語化しているのです。
やっぱり著者さんの中には、「原稿を書くのが苦手……」「言語化するのが苦手……」とおっしゃる方がいるので、その人に代わって原稿を書きます。
とはいえ、しっかり著者さんも原稿をチェックしますし、書く内容や表現お仕方をしっかり打ち合わせ・チェックしているため、「話すだけで出版できる」というわけです。
原稿をつくるためには必要なこと
「話すだけで出版」を実現するためには、伝えたい想い・考え方・価値観があるということが前提です。
それは料理と一緒かなと思います。
当たり前ですが、カレーをつくるためには、カレーのルーやジャガイモやニンジン、米などの材料が必要ですよね。
それと同じで、本をつくるためにも本の材料が必要なんです。
まずはそれを集めることが必要です。
そして材料が集まったら、調理します。
カレーのルーを煮込み、ジャガイモやニンジンを切って、米を炊く。美味しくなるように味付けをしますよね。
本の場合は、いわゆる編集作業がこれに当たります。
文章をつなぎ合わせて、読みやすいようにして、最後に原稿を通して読みチェックする。
そういう流れで原稿はできあがります。
「話すだけで出版できる」というのは、この材料を集める作業のところをライターの協力のもと著者さんがやることで、実現できます。
一方で、編集作業はライターや編集者が行います。
このように、役割分担をすることで「話すだけで出版」が可能になります。
レストランでも、仕入れ担当の人とシェフが違うように、本の出版も役割分担をしています。
まとめ
いかがでしたか?
今日は「話すだけで出版できるってどういうこと?」というテーマについて解説しました。
原稿の材料を著者さんに提供してもらい、それを出版社が料理をする。
そうすることで「話すだけで出版」できます!
UTSUWA出版の理念は「出版を身近に」です。
「世の中に人全員が出版を経験する世の中」にしたいと本気で考えています。
出版って、ほとんどの人が経験しないため、中身がわからないんですよね。だから不安になりますし、驚きもありますし、戸惑いもあると思います。
でも、出版っていいものだし、簡単にできるんです。
出版体験は人生を変える体験のひとつになりえます。
もしこの記事で少しでも出版を身近に感じてもらえたら幸いです。
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