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No14. 心療内科レビュー

復帰が決まったが、産業医との面談と心療内科の診察はたまにあるみたい。
心療内科はこれまでの人生の中で初めて行った。
産業医の指示で受診するまでは、なんだか『なにするかわかんない・なんだか敬遠しちゃう』とかそんなイメージがあった。
『自ら受診するのはなんだか気が進まない』という人も多いんじゃないだろうか。というわけで、わたしが実際に受診した心療内科について記しておこう。

1.心療内科ってなに

上記のサイトに心療内科とはと詳しく書いてある。
「心療内科では心が体に影響を及ぼす心身症を主な対象としている」
わたしの場合は精神的要因による『頭痛や不眠・倦怠感』などが受診のサインとなった。特に頭痛など、内科で異常が見られない場合に精神的な要因であると考えられると産業医と心療内科の先生が言っていた。
特に受診の基準はなく、「最近ストレスが多くて体がだるいな・眠れないな」などと少しでも感じたら早めに行っていいだろう。

2.予約と受診までの流れ

わたしは産業医との面談の後すぐに予約していきなさいといわれたので、都内の心療内科を片っ端から電話した。
初診の予約は取りづらく、早くても来週や遅いところでは一か月後からしか予約が取れないといわれた。(初診の予約が取りづらいのは、初診は患者さんの状況把握のため、ヒアリングの時間が長いからである)
コロナウイルスの影響で、心療内科の受診も増えているらしい。
そしてようやく予約にこぎつけた。
当日、心療内科に行くと、わたしのほかにも数人患者さんがいた。
受付の際に「番号札」が渡され、診察時先生と二人で話をするとき以外は、番号で呼ばれる。ほかの人には、名前も分からないように配慮されていた。特に、わたしの苗字は珍しいので、通常の病院でもこのようにしてもらえるとありがたいと思った。

3.診察

仕事を始めてからこれまでのことを一通り話した後、実際に今回の心身異常の原因と思われる数か月のことを詳しく話した。
「メモのためにパソコンに入力しながら話しますね」と最初に断りを入れてくれ、話を遮られることもなく、話の合間に質問をされる。そんな感じで30分ほどお話した。
そして、最終的にわたしの意思と先生の助言の二つを掛け合わせて診断書を書いてくれた。
心療内科について比較対象はないが、非常に好意的な感情を抱いた。
最後に、診断書と薬の処方箋をもらって終了。
今回わたしは、頭痛薬と不眠時の睡眠導入剤を処方してもらった。
実際に行った診療内科は下記、日によって先生が違うので注意。
(家が近いわけでなく、誰かの参考になるならと思い貼付することにした。)

4.私見

もっと早く受診しておけばよかった。
受診する直前まで、「まさかわたしが心療内科に…」などと思っていたが、やはり「虫歯なら歯医者」「骨折なら整形外科」と同じように「精神的なしんどさなら心療内科」に行くべきだと痛感した。また「心からくる肉体的疲労も心療内科」でOKだと思う。特に異常がなければ、それはそれで安心材料となる。
少しでも、普段と違うなと思ったら受診してみるという選択肢を持っておいてよいのではないでしょうか。

わたしはもうどうしようもない状態になってから受診した。
そうなる前にた多少でも改善ができたかもしれないと思うと、悔しい。
身の回りには、取り返せない状態まで頑張っちゃうんだろうなぁっていう人がたくさんいるので、取り返せるところで一旦停止する選択肢を提示する勇気のある人間でありたいと思う。

これを見て、どうしようかな行ってみようかなと思った人はもう行っていいタイミングだと思います。自分で判断できる間に一度行ってみてください。
また、まわりに、大丈夫かな不安だなって人がいるときにはぜひ一旦停止する選択肢を提案してみてあげてください。その選択肢を知るだけできっと多少は楽になれますから。


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