どうせと結局

何を書きたいかはわからないが、どうせと結局っていう言葉って、本質的には似てるんじゃないかと思う。どうせも結局も、どちらも否定とか諦めとか、そういうニュアンスを感じる。

どうせって、「どうせ〜ないからね〜。」って言うときによく使うと思う。そういう否定的な意味を孕んでいなくとも、少なからず、そういうどうでも良さを表現する言葉である。
同様に結局は「結局〜なかったじゃ〜ん。」みたいに言うときによく使うと思う。

結構似てるなと思うけど、2つの言葉の明確な違いは、勘がいい人なら気づいているかもしれないが、「どうせ」っていうのは将来のことについての諦めで、「結局」っていうのは過去のことについての諦めっていうこと。だから、どうせって言ってることって、やればなんとかなるかもしれないことだったりする。結局は、未だにタイムマシーンは開発されていないわけで、過去に戻れない分、どうしようもない問題になってしまう。

自分が歌詞を書くときって、この2つの言葉ってあまり使われていないように感じる。正味自分が作る歌詞って、どちらかといえば否定的な部分が多いものなんだけれど、そんなこと言ったってやるしかないんでしょっていう希望、或いは吹っ切れというものを描きたいから、「どうせ」とか「結局」とかはどうやったって成功確率が半々、最悪0なんだから、もうどっちにしろやるしかねえって割り切るしかない。

だから、自分はこういう断定的な否定はしたくない。こういうことがあって自分はそういう風に考えるから、これってこれだよねっていう、あくまでも提案でしかない。でも、その提案が誰かに届いて、その誰かがどうにかなれば、まあそれでいいのかなと思う。

書きたいことは特になく、思いつきで書いてみた。読みにくかったら申し訳ない…。

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