「北極星」

ちょっと前に「北極星」というタイトルで歌詞を書いた。この曲は、相当おこがましいことだというのは承知だが、米津さんを思って作った歌詞である。とはいえ、まだ完成させる気にはならない。歌詞はもちろん書き終わっているし、曲をつけようと思えばつけられるんだけれど、それがどうも今じゃないように思う。まだまだ未熟者の自分が、この歌詞に、この曲に「完成」を求めてよいのだろうか。いつか、曲にするかもしれないし、その時は歌詞が変わっていたりするかもしれない。当然、自分の居場所もわからない。だから、今の自分では想像できないから、今は作らない。完成させない。させたくない…。

「北極星」
あなたに出会うことだけが

私の人生だと言えるくらいに

憧れなどできないほど

弱い私だけど


あなたに出会うことだけが

私の意味だと思うくらいに

寂しさも忘れるほど

強いあなただから


どこまで行けど届きやしないけど

手を取ることすらできやしないけど

私の目に映る世界すべてが

虹を取り戻したんだ


北極星 あなたは北極星

いつか手で触れたいけれど

触れられないかな

北極星 あなたはどこまでも

飛んでいく 離れていく

誰かのために


あなたに出会うことだけが

私の命だと言えるくらいに

強くなりたかった

あなたみたいに


どこまで行けど戻りはしないでしょう

手を取ることだけでも許されたの

私の目に映るあなたが

虹を私にくれたから


北極星 あなたは北極星

いつも輝いているけれど

私はどうだろう

北極星 あなたはどこまでも

描いていく 離れていく

誰かのために


北極星 あなたは北極星

いつか手で触れたいけれど

触れられないかな

北極星 あなたはどこまでも

飛んでいく 離れていく

誰かのために

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?