一粒で二度おいしい。宇宙杯。うつスピの句。
ということで。
私設賞の波も終盤かなということで。
私の句について少しだけ。
今大会の私のテーマは、3句で1つになる俳句でした。
コメント欄の素敵な鑑賞、私設賞、ありがとうございます。
ショートショートまで生まれました。
そして、気がついている人もいましたね。
もう少し隠せるのかなと思っていました。
(私なら絶対に気づいていません。)
投稿時のコメント↓
1句それぞれも美しく、
3句として味わったとしても、最初と最後でそれぞれに響き合うような俳句を作って、見る人に楽しんでもらいたいと思い作りました。
一位までは狙っていません。
よろしくお願いします。
太字は今回分かりやすくするために加工しました。
最初と最後でそれぞれに響き合うような俳句、どういう意味でしょうか。
スマホの方はフォントの関係で、
少しずれることに投句後に気がつきました。
スマホの方は下の方の文字を、
今回の投句した3句をご覧ください。
さいかいを誓った僕ら花のしま
くちづけて僕・君・桜全て満つ
らいせでは普通の恋を花明かり
さいかいを誓った僕ら花のしま
くちづけて僕・君・桜全て満つ
らいせでは普通の恋を花明かり
3句で1つの物語の他にも、
別のものも見えている方がコメント欄にいて、
なんで気付けるんだろう!と思いました。
最初と最後、この俳句の最初と最後とはどこのことでしょうか。
お時間のある方はシンキングタイムでいきましょう!
一位までは狙っていなかったんですけど、
自然と一位になってたから、
今回は一位になれるかなーと思ったんですけどね!
予選落ちでした!(笑)
よろしくお願いします。
愛を込めて。
こぼれ話になりますが、
日本各地で花見のニュースも増えていた週末の投句前日、
宇宙杯の投句一覧の回収方法について、ふっと確認してみたら、
下から順に表示されるタイプの回収をしている!!どうしよう!!
「私自身の投句はこうですが、
宇宙杯にはこう投句します。」
と、順番を逆にして投句するという違和感のあることをしないといけないかなーと思っていたのですが、
次善の策として、
土曜日の一番最初に投句するということで、同じ人の3句だよと印象付ける作戦を取ったのですが、
運営の方が気付いて逆に表示するようにしてくださいました!!
なので綺麗に桜が咲いていましたね♪
これは俳句一覧を眺めている方も、
私設賞をする方も審査員の方も気付く楽しみがありますね!と思いました!
私設賞をする方も、回収する方も、俳句を読む方全員に楽しんでもらいたいという気持ちの表れがこの3句になりました!
特に、時間をかけて賞を考えてくださる方は、
なんどもなんども句に向き合う方もいるかと思いまして、
こんな3句を作りました!
あ、遊んでいるように見える人もいると思いますが、
「遊び心や制約の中からもいい句は生まれる」と思っていて、
さいかいを誓った僕ら花のしま
うつ病になってしまったけど、
人生の再開を願う自分の気持ちを託しました。
友達ともいつか元気な姿で再会して、
あの島でまた花見が幸せにできますようにと。
「さいかい」のひらがな表記には掛け言葉を忍ばせました。
「島→しま」のひらがなについては言い訳はありません。
いまだに漢字の方がいいと思います。(笑)
くちづけて僕・君・桜全て満つ
こんなロマンチックな句が自分から生まれるんだなと、嬉しかった句です。このしばりがなければ、この句までたどり着いていません。
この句があったから、この3句出しでも勝負してもいいかなと思いました。私の中のエースです。「僕」という表記と、「満つ」という古語表記に?マークを付ける審査員の方もいるかと思いましたが、
前回大会の、
この星に「おかえり」の満つ年の果(よこがおさんの俳句)や、
「巨星落つ」(や「星落つ」)が現代の新聞で使われていること等から判断し、行けると判断しました。
あとは、
吾・地球・宇宙の脱皮玉の春(晴田そわかさんの俳句)
「・」を上手く使うアイディアはこの俳句から勉強したのかもしれません。
右側の文字列も綺麗にそろえる必要があったので。
でも、僕君桜と漢字が並ぶとごちゃごちゃする印象を、
「・」でうまくかわしていると思います。
(僕君さくらは何かしっくりきませんでした)
推敲の過程をいうと、
くちづけをきみをさくらのしたでまつ
くちづけてきみとぼくとのきょりはみつ
あたりから始まりました。
「密」から「満つ」までもっていったことが我ながらすごいと思いました!
この句で予選通ったところが見たかったです!
私設賞でもコメント欄でも(そこそこの)人気でした!
らいせでは普通の恋を花明かり
この句は、
前回大会の私自身の決勝進出句
北風と偽名の恋を終えてきた
を多少意識しました。決勝に出るぐらいの方々が応援してくれた句ですので、こういうみんなの俳句大会っぽくて、どこか偽名の恋のアンサーのような句で。
本当の私自身の本心で言えば、
「来年は普通の恋を花明かり」なのかもしれないですけど、そこは物語として、予選を通ることを意識して、「らいせでは」と、詩を優先させました。
私が俳句を始めたころ、「恋の句は勝てない」って誰か指導者から言われたことをおぼろげに覚えています。
でも、みんなの俳句大会は、恋の句オッケーむしろありウェルカム!という雰囲気を感じているので、
だからこそ、みんなの俳句大会では、
あの頃作れなかった、作ってもあまり世に出せなかった恋の句を、バンバン作っていってもいいのかなと思っています。
来世=らいせは、いまだに漢字表記の方がいいと思っています。(笑)
来世だったら、予選残っていたとかないですかね??(笑)
という3句でした!
もちろん、作っている過程で選ばなかった句もあり、苦し楽しい挑戦でした!またやりたいかというと、難しすぎますね!
どなたか、本当に難し楽し苦しいのでやってみますか!?
気付かれないぐらい自然に忍ばせたかったですね!
ある程度自然でしょう!?
その中でも勝ちたかったです!
でもいろんな表現方法を楽しんでもらえたら幸いです。
最後にもう一度今回の3句を。
さいかいを誓った僕ら花のしま
くちづけて僕・君・桜全て満つ
らいせでは普通の恋を花明かり
さいかいを誓った僕ら花のしま
くちづけて僕・君・桜全て満つ
らいせでは普通の恋を花明かり
文字を近づけてみました。
最初と最後でそれぞれに響き合うような俳句を。
愛を込めて。
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