おはようよねちゃんさんの川柳をうつスピの感性で選ぼう <13>


おはようよねちゃんさんが、
私のページ水増し作戦に応えていただき、
川柳を大量に投句していただきました。

私自身、遊び心を大事にした「俳句」
※滑稽な、川柳に近いもの も採用していまして、

おはようよねちゃんさんの作品の中に、

おお!これ好き!
むしろ俳句大会に出て来たら25句とか12句、6句に選んでいたかも!
というものありまして、

私なりにお気に入り3句ずつを選んでいきたいと思います。

好みは多種多様、私の好みを楽しみつつ、
みんなで楽しんでいきましょう!

おはようよねちゃんさんが自分の手でまとめたくなったらいつでもお待ちしています!

先に全句を鑑賞していて、

そうそう!うつスピさん分かっている!
いやいや、甘いな、見逃しているぜ!等、
一人一人の感性を楽しんでいきましょう!

結構、みんなの俳句大会のテーマも、
一人一人の感性を楽しむことなのかなと思いながら選句も、
選ばれた句の私設賞の言葉の一つ一つを楽しんでいます。

結論だけ見たい人は最終的に をどうぞ!

句一覧



見上げれば空 木の枝につぼみあり
あしもとに道の花々こんにちは
春だもの自分自身をおもてなし
大丈夫。私あんがい運がいい



流れてく星の願いを聴こうかい?
千鳥足星満天が笑ってる
やることが多すぎて空青すぎて
大空へ飛び込むように よし!翔べー!



地平線紅く 酒場へ寄る合図
美味そうに食べてる君が特に好き
サバ缶の背骨ホロホロ崩れ幸
カナッペとマグロステーキクリーム煮
雑炊の〆に残そうほんのちょっと
美しい君が溶け込む美術館
路地裏に時空が歪む酒場あり
おつまみはあるか?!はなでもつまんでな??
夕焼けが夕闇になる車窓行く
賑やかに 紅葉ふみふみ 帰り道
「田舎からりんごよ」と母より電話
宝探しぎんなんみっけ茶碗蒸し
徳利の縄に染み入る酒時空
だけどまだ自分を許しきれなくて
庶民とはエンヤコラさぁ!とウタウタウ
傷背負い けど生きるって決めた朝
お月様 雲に隠れて いないフリ
お星様 明かり見えてるよ って笑む
今朝の夢つづきをみたよお昼寝で
恥よりも創作欲のほう勝る
教室の夕陽 横顔盗み見て
酒場には酔って語った夢の跡
トキメキは生活に華そえますネ
人生の小道に花が咲きますネ
暗闇に灯火ともすのは涙
紫の光を辿り宇宙帰ろ
おかえりと窓明かり 星高くなり
よし!わたしがんばったねと誉めてみる
酒場にて歌おう明日の糧になれ!



冬の夜ガチャンと珈琲ホッとする
追いかけてうさぎの眠る夢の中
師走走走階段登りまた降りて……
ヘトヘトの師走 ワクワクの来年
餅食えばお正月きた心地だぁー
モヤモヤの中に灯っている自分
悩みつつほふく前進しています
悩みとは青春のきらめきの元
コーヒーが全部許してくれるから
ガラス越し眺める 街の灯は想う
雑談が味を引き出すダシのよう
酒場とは人生の学校だべさ


鑑賞していきます。


見上げれば空 木の枝につぼみあり

あしもとに道の花々こんにちは

春だもの自分自身をおもてなし

大丈夫。私あんがい運がいい


春だもの自分自身をおもてなし
私自身、
「春だもの」この五文字の始まりが好きです。
私自身も口語俳句を使っています。
春の明るさ、街の色どりも見えてくる素敵な句ですね♪

ただ、3句としてはどう選んでいくか、
残りの9句の方向性が見えてから、
採用する俳句を選んでいこうと思います。

流れてく星の願いを聴こうかい?

千鳥足星満天が笑ってる

やることが多すぎて空青すぎて

大空へ飛び込むように よし!翔べー!


願いや、明るさ、勢いが見えてきますね。
一番好きな句を選べと言われたら、

やることが多すぎて空青すぎて

無季の句として完成されています。
青春の無限の広がりを、
私なんかは社会人の仕事量を感じてしまうのですが、
両方見えてくるいい句ですね。

この夏も3句も採用が難しいですね。
星・星・大空とするか、星・空・大空
今後のバランスから判断します。

地平線紅く 酒場へ寄る合図

美味そうに食べてる君が特に好き

サバ缶の背骨ホロホロ崩れ幸

カナッペとマグロステーキクリーム煮

雑炊の〆に残そうほんのちょっと

美しい君が溶け込む美術館

路地裏に時空が歪む酒場あり

おつまみはあるか?!はなでもつまんでな??

夕焼けが夕闇になる車窓行く

賑やかに 紅葉ふみふみ 帰り道

「田舎からりんごよ」と母より電話

宝探しぎんなんみっけ茶碗蒸し

徳利の縄に染み入る酒時空

だけどまだ自分を許しきれなくて

庶民とはエンヤコラさぁ!とウタウタウ

傷背負い けど生きるって決めた朝

お月様 雲に隠れて いないフリ

お星様 明かり見えてるよ って笑む

今朝の夢つづきをみたよお昼寝で

恥よりも創作欲のほう勝る

教室の夕陽 横顔盗み見て

酒場には酔って語った夢の跡

トキメキは生活に華そえますネ

人生の小道に花が咲きますネ

暗闇に灯火ともすのは涙

紫の光を辿り宇宙帰ろ

おかえりと窓明かり 星高くなり

よし!わたしがんばったねと誉めてみる

酒場にて歌おう明日の糧になれ!


秋・冬と激戦区の3句になりますね。

サバ缶の背骨ホロホロ崩れ幸

雑炊の〆に残そうほんのちょっと

美しい君が溶け込む美術館


この辺の俳句は、描写が上手いですね。
日常描写がとてもリアリティがあり素敵です。
そして、君が溶け込む美術館。
この「溶け込む」という表現ができるかどうかが表現者としての技量というところで、無季の句として美しいですね。

結局のところ、どの句を軸にするかで選択が大きく変わってきます。
日常と、街に出るかと、どの句を選ぶかですね。

だけどまだ自分を許しきれなくて
この句もいいですね。

紫の光を辿り宇宙帰ろ

人によっては酒の3句を採用する方もいると思いつつ、私の感性は、
酒を脇道の軸の一つとして、根底は生を感じる句群にしたくなります。

まだ出そろってきたら考えることにします。

冬の夜ガチャンと珈琲ホッとする

追いかけてうさぎの眠る夢の中

師走走走階段登りまた降りて……

ヘトヘトの師走 ワクワクの来年

餅食えばお正月きた心地だぁー

モヤモヤの中に灯っている自分

悩みつつほふく前進しています

悩みとは青春のきらめきの元

コーヒーが全部許してくれるから

ガラス越し眺める 街の灯は想う

雑談が味を引き出すダシのよう

酒場とは人生の学校だべさ


むしろ食が軸なんではないかと思い始めました。

冬の夜ガチャンと珈琲ホッとする

モヤモヤの中に灯っている自分

この表現も、「灯っている」がいいですね。
コーヒーを採用するかどうか迷いつつ鑑賞しています。

コーヒーが全部許してくれるから

酒とコーヒーをバランスよく配置していきたくなります。

酒場とは人生の学校だべさ

北海道の方でしょうか。

私は北海道出身の漫画家の方の、
いいひと。という漫画が好きなので親近感があります。
最終兵器彼女は、読んだけど語れないぐらいの理解度です。


冬を、コーヒーと酒に配置してみます。

モヤモヤの中に灯っている自分

コーヒーが全部許してくれるから

酒場とは人生の学校だべさ

秋を、
食、少しモヤモヤの人生を採用していきます。

サバ缶の背骨ホロホロ崩れ幸

雑炊の〆に残そうほんのちょっと

だけどまだ自分を許しきれなくて

(美しい君が溶け込む美術館)
この句は、別の文脈の連句の時に採用しようと思います。かなり好きなのですが!物語の中で浮きそうです。

一度明るい夏を挟みます。

千鳥足星満天が笑ってる

やることが多すぎて空青すぎて

大空へ飛び込むように よし!翔べー!

酒の効果を挟むために千鳥足を採用、
明るいイメージで終えます。

こうなると春は、

見上げれば空 木の枝につぼみあり

あしもとに道の花々こんにちは

春だもの自分自身をおもてなし


ごめんなさい、私自身、歩くというテーマがかなり思い入れがあって強いのです。

(大丈夫。私あんがい運がいい)
この句には映像がないので、
映像がある、そして少し歩いていて、街の春の明るさの中の自分を採用しようと思いました。


となると、


見上げれば空 木の枝につぼみあり

あしもとに道の花々こんにちは

春だもの自分自身をおもてなし

千鳥足星満天が笑ってる

やることが多すぎて空青すぎて

大空へ飛び込むように よし!翔べー!

サバ缶の背骨ホロホロ崩れ幸

雑炊の〆に残そうほんのちょっと

だけどまだ自分を許しきれなくて

モヤモヤの中に灯っている自分

コーヒーが全部許してくれるから

酒場とは人生の学校だべさ


こう並べて、改めて眺めてみます。

秋の順番が、違うような気がしてきました。

(3月29日20時30分・一回集中した結果こちら!)

見上げれば空 木の枝につぼみあり

あしもとに道の花々こんにちは

春だもの自分自身をおもてなし

千鳥足星満天が笑ってる

やることが多すぎて空青すぎて

大空へ飛び込むように よし!翔べー!

だけどまだ自分を許しきれなくて

サバ缶の背骨ホロホロ崩れ幸

雑炊の〆に残そうほんのちょっと

モヤモヤの中に灯っている自分

コーヒーが全部許してくれるから

酒場とは人生の学校だべさ


こうしますかね。


空を見て、
空とつぼみ。
足元にも花。
自分も着飾ろっと。

夏に酔って星も笑っていて、
やることは多いけど、思い切って飛び込む。

秋に、何か思い切ったつもりだけど、
どこかで許し切れない自分。
サバ缶の骨がどこか自分のよう。
〆に残すのは、ちょっとした希望。

冬。
日々の中に、
モヤモヤの中にも自分がいて、
そんな時コーヒーと、
夏にも酔ったお酒と酒場が許してくれるだべさ。

という12句にします!

・・・もう少し、お酒の句を見比べて、1句2句入れ替えるかもしれません。
お酒の句がとても豊富です!
一晩おくのもいいかもしれません!
また、酒場のコーヒーが似合うかは、ちょっと迷っていますが、
コーヒーの句も素敵です。

タイトルは、
だべさ 

こういう楽しみを見つけつつマイ句集の3句を並べていきましょう!

あと、
すーこさんが、(仲春)
等季語の説明に並べてくれていますが、

句の並べ方が季節の順になるように
という気を付けるポイントもありますけれど、

もっと気にする人はしてみてください!

例えば夏で

「初夏」①「仲夏」②「晩夏」③
「三夏」①~③※どこでも置けるカード

数字順になるようにすると考えればよいと習ったことがある気がします!
例えば晩夏のあとに初夏が来ると違和感ありますよね!というところです!

・・・意外と俳句のこと知ってるでしょう!?笑


愛を込めて。

こういう集中した作業をした後にきちんと寝れるかが課題です!


(20時45分)
・・・ごめんなさい!

秋の句が豊富過ぎて、もう一回

路地裏に時空が歪む酒場あり

最後のだべさを効果的にするために、
酒の句を採用しとくかもしれません。

(21時10分)
さらに
いやいや、
地平線紅く 酒場へ寄る合図

夏の句に空のイメージがあるので、空の色を変えたこの句の方が効果的に感じてきました!

もう一回追記します!

最終的に(3月29日・振り返った結果こちら!)

見上げれば空 木の枝につぼみあり

あしもとに道の花々こんにちは

春だもの自分自身をおもてなし

千鳥足星満天が笑ってる

やることが多すぎて空青すぎて

大空へ飛び込むように よし!翔べー!

だけどまだ自分を許しきれなくて

地平線紅く 酒場へ寄る合図

サバ缶の背骨ホロホロ崩れ幸

モヤモヤの中に灯っている自分

コーヒーが全部許してくれるから

酒場とは人生の学校だべさ


いったんこれでどうでしょうか。

こんな楽しい作業をさせていただいて申し訳ありません。

きっとおはようよねちゃんさんも、自分なりにまとめたくなったと思いますので、再構成で川柳部門投稿があればお待ちしています!

本当に、3句どれを選ぶかで表情を変えますね!

おやすみなさい。

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