しんどい土日だった
週末の思い出でも語りましょうか。
先週の土日はこれまでの人生でも屈指の辛い日々になったと思います。
予定は金曜の夜から始まります。
このとき既に体調を崩していた僕は、わざわざグループのゼミを休んでオンラインで参加させてもらっていました。「しっかり寝てよくなってね〜」と心配されて、愛想よく頷いていた本人はどこへやら、夜になると何やら準備を始めて京都駅へ。八条口を出て、ロータリーへ向かいます。
そうです、夜行バスです。
実は僕、2日の土曜日に家族と横浜のクリスマスマーケットに参戦する予定を立ててたんです。夜行バスを予約してしまったことを考えると、「熱もないのに参加を見送るのはもったいない」という気持ちが勝って、若干の喉の痛みと鼻水を抱えつつ強行突破で向かうことになりました。
せめてもの償いとして、のど飴に予備のマスク、手袋、ネックウォーマーと、防寒グッズ・風邪対策は万全に。行きのバスは窓側と通路側の両方にカーテンがあって、しかも中がすごく暖かいのでありがたかったですね。
横浜に着くと喉はカラカラで、前日より明らかに声がかすれていました。スリムクラブの眞栄田さんみたいな喉の調子です。
バスの中はかなり乾燥していたみたい。仕方ないですね。
とはいえそんなことでクヨクヨしてはいられません。ドトールで朝食をとり、暇を潰してまずは都市型循環式ロープウェイ、「エアキャビン」へ。テレビで見て知っていましたが、想像以上に街のど真ん中を突っ切っていて、よく作ったなという感じ。
向かった先はもちろん、クリスマスマーケット。秋に赤レンガ倉庫に行ったときのオクトーバーフェストを見ていたので予想はついてましたが、朝から大量の人、人、人。早めに着いていたこともあって、僕たちはかなり前のほうに並ぶことができました。
ゲートが開いていざ、中へ。
まずはグルメを堪能します。いくつか屋台が並んでいるのですが、だいたいのお店の売りが「ソーセージとお酒」。この2つのセットで買うことにします。
まずはチーズのかかったお安めのソーセージと、果物たっぷりのホットワイン。ホットワインは人生初挑戦でちょっと不安でしたが、果物のおかげでかなりまろやかになっていて、すごく飲みやすかったです。
まだ少し入りそうなので、次はグルグルに巻かれたソーセージ (俗に言う、ソーセージマルメターノです) とアルコール入りのレモネードを注文。昼から酒2杯はちょっとやりすぎたかな。まあ百薬の長ですから、いいことにしましょう。
その後は売店をひととおり巡ります。マトリョーシカに強く惹かれましたがグッと堪えて買いませんでした。その反動で店頭に並んでたプレッツェルを買ってしまいました。
続いてはしばらく歩いて、入場無料のアミューズメントパーク、コスモワールドへ。ここでの目標は市内を一望できる観覧車に乗ること。そのために、エアキャビンのチケットと観覧車がセットになったチケットを買っています。
シースルータイプのゴンドラを選んで乗り込みます。街の景色が一望できましたが、特にこれといった思い入れもないのでわぁ高いなぁくらいしか感じませんでした。家族との旅行では吊り橋効果とかそういうのないからつまんないですね。
日も暮れてきたのでエアキャビンの復路を辿ります。朝とは違ってライトアップされていて、夕焼け空に映えました。イルミネーションに近かったので雪とも相性よさそうですね。
電車を乗り継いで中華街へ。かりそめ天国で有吉さんが言っていた、「清風楼」さんにお邪魔します。こぢんまりした店内にはすでに1組お客さんが待っていて、店の前が混雑してました。追加注文はできないとのことなので、しばらく悩んでとりあえずオーダーを決めたあたりで次のお客さんが入ってきました。お会計を済ませたお客さんもやってきて、一時てんやわんやになりました。
20分ほどで店内に入れてもらうと、しばらくしてシュウマイがやってきました。当店自慢の一品とのことだったので1人1人前頼みました。ジューシーというよりはムチムチした食感がクセになる、肉感満載の贅沢な一品。
ご飯ものとしてはチャーハンを頼んでみました。丼いっぱいに盛られていて、おそらく普通のお茶碗2杯くらいはご飯が入っていたんじゃないでしょうか。クセになるお味で、満腹感ありながらも難なく食べ切ることはできましたが、隣の席でチャーハン4つとラーメン2杯を頼んでいた4人家族の方は、大丈夫だったのでしょうか…
大食い家庭なのか??
旅の土産を買いに店にも立ち寄りました。僕が興味を持ったのは漢方コーナーにあったこれ。
なんかお酒とかに入れるらしいですが、せっかくなので生で食べてみたいですね。お腹壊したらそん時は、まあそん時ですよ。
帰りの夜行バスまでタリーズでしばらく時間を潰します。夜なのにほとんど咳が埋まっていて、中にはパソコンを机に置いて作業している方もいました。今の僕みたいにブログを書いてる人なのかもしれないと思うと親近感が湧きました。と同時に、あの日実現できなかった優雅なカフェ執筆を、次こそやってやろうと思い直します。次の機会はもっと早起きしますので。
帰りの夜行バスでもほとんど寝てました。僕がどこでも寝られる夜行バス適性◎人間だからというのもありますが、体調が悪かったのも大きいかなと。家に帰ってプレッツェルを食べて、しばらくすると眠くなってきて、寝て起きたらもう16時半でした。
で、ここからがさらにしんどかった。
月曜 (つまり今日ですね) の午前中、研究室のゼミの発表担当者になっていた僕。そのスライドが、まだ全くと言っていいほどできてなかったわけです。
スライドの作り方は人それぞれかと思いますが、僕の場合は
というような流れで進めることが多いです。
日曜16時半の段階でまだ③の段階で足踏み状態でした。しかも体調も最悪。修羅場です。
ひたすら頭を回してスライド作成をしていくんですが、わからないことがわかるたびに次のわからないことが出てきていたちごっこ。結局夜中の3時過ぎに寝るまで④が完全に終わり切ることはありませんでした。
朝は6時に起きました。必死で起きました。
朝の1時間程度でさらに修正を加えて、いよいよ朝9時、決戦の時です。
選んだ論文のデータがうまく出ていたこともあって思った以上に感触はよく、生徒からの質問にはとりあえず答えることができました (ちょっと怪しいのもあったけど)。先生の質問は案の定弱いところを突かれました。若干諦めていた部分もあったので仕方ないです。終わったあとは、とにかくこの論文とはもう向き合わなくていいんだという解放感がすごくて、ただただ安堵しました。
まあそんなこんなでこの土日は災難続きでした。
今も声がとても変です。今週の間になんとか治したいので、水分をたっぷり飲んで夜は加湿器を焚いて寝ます。のど飴なくなったし、書い足すか。
おわり。
あなたの力で、僕が何かをなすかもしれません