18.リワークに参加してみた

9月からリワークに通い始めて、普段なら仕事という予定がある平日を
リワークが予定になってくれて、私の平日は朝から昼過ぎまで埋めることができるようになった

リワークを始めたきっかけ

私の通っている心療内科は毎週3分程度話して、同じ薬をもう4ヶ月以上もらっている。薬といっても、漢方薬。

自分は患者としてどのような状態なのかがわからないことで
持て余している時間を過ごす間、このままでいいんだっけーと思うようになった

インターネットで、うつ病を検索していると認知行動療法という
治療方法があることを知った

心療内科の先生に聞いたところ、これは提携している病院でリワークの講座として展開しているから、行ってみたらどうかと勧められた
その際に自立支援医療の件も聞き、1割負担で通院できるしリワークに参加することもできると知った

(早く知りたかった…)

週1回の1500円の診察代も休職の身には痛い。それが
500円前後になるのだからとても感謝したい制度

人生でこういう役所に申請する系が苦手な私も
時間も余ってるし、1割にしたいしと、最速で申請してきた

そしてリワークを月初めから参加してみることにした

リワークの空間

リワークの目的はあくまで復職である
休職してから、初めて同じように休職している人の集まりに参加して
私はとても安心と複雑、両方の気持ちを感じた

複雑というのは、リワークは思ったよりも50代前後の人が多かった
若い世代はほとんどいない

先生も多分50代

そしてとても真面目な感じの人が多い
ラインマーカーを何種類を持っていたり
しっかり使いこなした筆箱を持っている

こんなにも休職している人はいるんだと思うほど
席がたりなくなるほどリワークは盛況だった

予約も必要ないし
1000円かからないし
お弁当も出る

さらに心理師の方は来ただけでにじゅうまるです
といってくれる

休む後ろめたさから解放されて
同じ立場の人と一緒に学ぶ

初日からとてもいい居場所だと思った

認知行動療法や自己洞察、復職に向けて
コミュニケーションなど日によって異なるコンテンツだが
知識をつけるのではなく、その講座を受けることで
自分を客観視する感覚が徐々についてくる

何より、みなさん真面目で気を遣う人が多いので
共有しやすい

私はこのリワークの環境のおかげで初めて
「休職すること」につながった一連の経験をした自分を
労うという感覚を持てるようになった

今後noteで学んだことを残していきたいと思うが
休職を後悔することが今後あったとしても
リワークを通らずに自分の生きづらさは無くならないんじゃないかなと思っている

何より、ずっと過去のフラッシュバックが気持ち悪かったが
リワークのおかげで、「今」を考える時間が増えたことで
過去に囚われるぐるぐる思考の頻度は確実に減った

休職しなくても受けられるリワークがあればいいのにと思う


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