(うとQ世話し 待ったなし!! )加筆版

2020/9/17-4
(うとQ世話し 待ったなし!! )加筆版
「AI、デジタル」に取り残され「英語」に取り残され、基礎学問である「数学、物理」で後れを取り、自発性、活発性のバロメーターである「起業意欲」で主要62カ国中最下位を拝し、気が付けば「いつか来た道」で「あぁ、そういえばそんな国、在ったみたいね」
と後代から言われることになりかねない状況が、今の我が国のような気がしないでもありません。
物事の道理としてある「適者生存に向けた不断の努力、革新を行わなければ、それまで大きかろうと強かろうと、長く続いていようとそれ迄は滅びたことが無かろうと、適さなくなれば一つの例外もなく、あっという間に没落滅亡してしまう」という極めて単純な歴史上の道理を忘れているような。
「万世一系」はともかくとして「神代の時代から続く紀元2600年だか2700年で世界歴代最長存続国家。絶対不滅の国と国民」という、これまでは確かにそうだった過去の遺産を、皆が無意識に安心の根拠にして、既に許容限度枠とその残された時間限度枠を超えてしまっているにも拘らず、あたかも「胡蝶の夢」が如く、実際には存在しない架空の「安寧安逸を貪っている」気が時折しております。
それこそいかにも「公平、平等に」あらゆる立場の人々が「我が国と国民は何があっても潰れっこない。だって特別な存在だから。
今までだって何度も潰れそうで潰れなかったし、いざとなったらまた元寇以来の神風だって吹くだろし」と、無意識裡にタカをくくっているか、
それよりは一歩進んで、意識野で気づいてはいても
「いいの。後代の事なんか。このまま眠らせておいて」と現実直視の苦しさや革新の困難、多大な努力から目を背けて「見て見ぬ振り」を敢えてしているか。
思うに前者の道理は、後者の現時点までの事象より遥かに強力で普遍的です。
そろそろ、この強弱大小関係を「認識のまな板」や「正視のまな板」の上に持ち出して、自覚的にスイッチを切り替えないと後者(我が国とわが国民)はいとも簡単に前者(歴史上の道理)に飲み込まれ、憂うる間も無く「過去に存在した歴史上の国家、国民」(卑近な言い方をすれば「置いてきぼり」「落ちこぼれ」国家、国民)になってしまいそうな気がして、最近少しジジイの寝覚めが悪くなっております。
ニューノーマルの発見、獲得は我々と後代の為にも「待ったなし」
一刻の猶予も許さないところにあるや、に思われます。

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