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(うとQ世話しお知らせ 10/9 新著「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ53「新説 七人の敵」発売予定)

2022/10/4-2
(うとQ世話しお知らせ 10/9 新著「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ53「新説 七人の敵」発売予定)
●前作「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ52「好きな球が来るのを待っていたら試合は終わってしまいます」のAmazon kindleでの発売審査に通常の凡そ7倍の時間がかかったようで、その通過を待っていたため本書の発売告知がダブった形となっております。前作も併せてお目通しくださいませ。
●本書序からの引用
「かなり以前、
人にものを伝える表現形式としては、口承伝播性(口にし易さ)、読者想像範囲の広範度からして
「芭蕉の俳句が手本。このコンセプトを活かし、今少しガイド的な言葉添えをした新しい表現形式が出来ないものか?」
みたいな事を書きました。
なのに、一向にそれが出来ない。
例えば
「人は思っている以上に遥かに優れた想像力がある。
高いアンテナとレーダーを備えている。
アンテナやレーダー感度がこちら側の想像以上に高い多くの方々からみれば「何も言わなくても見ればわかる(感じる)」ので、それだけで十分なのに、それ以上敢えて口にしたりパフォーマンスしたりした時点で完全に「過多」「過剰」「嫌味」「これ見よがし」としてしか捉えられていない事に気付いていなかったのです。
記憶や印象に残してもらいたいがためにしている行為が、却って記憶や印象に残す事への「拒否反応」を起こさせてしまっている」
しかし是も
昔のある芸人さんのギャグフレーズ
「んもぅ、言わなくてもいいのに、言うんだもんなぁ」
を使えば他の文言は一斉不要だった。
 
2022/10/4-2
本書はその㊿+③でございます。
 
今から七年ほど前、自費出版で第一作を紙ベースの本で出す前に、編集者の方から
「文体、用語、漢字その他の表記の統一」という事を厳しくチェックされました。
読者の読み易さ、逆に言えば不統一による混乱や不快感を考えれば、自分もそれを当然の事だと思い、一つとして疑いもしませんでした。
ところが自分がそれ以降書いているもの、特にこの原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズでは、用語、漢字等の表記は別として「文体と言うものがめちゃくちゃ」になっておる事に気づきました。
例えば、同じ複数の登場人物或いは語り手が時には関西弁だったり、時には九州弁、将又北海道弁に東京言葉が入り乱れ、ちゃんぽんもいいところになっておる事にで御座います。
しかしこの件に関しましては「乱調を来たしてきた」というより「自然発生的にそうなってしまう」事でありますので文体の統一より「その場面での臨場感、雰囲気、分かり易さ」を最優先させていただきたく思っております。
但しこれも読む方あっての事ですので、ご不快に感じられる様な場合、或いはお分かり難い場合等には率直に提言して戴くなり進言して戴くなり、をお願い申し上げる処で御座います。
極力改善努力をさせて戴く所存でございますので、ご忌憚なき直言をお願い申し上げる次第で御座います。
 
●アマゾン電子書籍Kindle本、うときゅういっきコーナーでの取扱
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●発売日:10/9
●無料購読キャンペーン期間:2022/10/11~10/15
●定価:99円

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