うとQ世話し (続)お客さまのアドバイスから「遣ったもの勝ち」

2020/9/17-2
(うとQ世話し (続)お客さまのアドバイスから「遣ったもの勝ち」 )
コミュニケーション優先、heart touching(心に触れる)優先。
と前回書いた後で、不図ある逆転の発想を思いつきました。
「何も日本語を教えるのに、先生が日本人である必要はないな。反対に外国人が先生で、先生の国の言葉を教える。その際についでに日本語も覚えてもらう」
例えば、
お客様がお店に入ってこられた折に、外国人(直近の場合はネパール人)スタッフがお客様を席に案内しますが、その席をスタッフがお客様に手で示す時に
「どうぞ。どうぞはネパール語でクリパヤと言います。覚えてください」
と一会話する。
或いは反対に、お客様がコップの中のお酒を指して、
「じゃ、これはネパール語でなんて言うの?お酒は?」
「ラクシ」
するとネパール人は「お酒」という日本語を覚え、お客様は「ラクシ」というネパール語を覚えられる。
そう持ち掛ければ、お互いがお互いに先生であり生徒にもなる。そして、会話も弾む。
その前に、外の宣伝用黒板に「本日のネパール語」というのを日替わりで書き出してみるのも面白そうだ。
例えば
「本日のネパール語は、ミト。
日本語で、おいしい」
とか。
お客様に覚えてほしい単語(ネパール語)や、自分が覚えたい単語(日本語)を毎日考えてもらうことで、学習に興味を持ってもらうこともできそうだ。
スタッフも、単純だけれど毎日変化があるので、案外素直に面白がるかもしれない。
こんな風に考えると、なんかいろいろ発想が湧いてきて、自分自身も楽しくなってきました。
肝心要は、当のお客様がどう感じるか?
興味がわくのか、それとも煩わしく感じるのか?
しかし、結果はどうあれ、興味半分、実利半分ながら、何もしないよりはなんぼかマシ。
取り敢えず、何はさておき、試してみるだけの価値はありそうです。
上手くいけば、スタッフの遣り甲斐アップ、会社はコスト上積みゼロで固定費吸収力もアップ、で、尚且つ販促費ゼロで売上もアップ。
そして何より、お客様自身が追加料金ゼロで” 1 hour happy time”を楽しめる三方両得。
はて、さて、本当にそうなるのか?
これはもう、試してみるしかないでしょう。なにせ、やったもの勝ちですから。

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