うとQ世話し 「くわばら、くわばら」 続編出版の顛末

2021/2/11
(うとQ世話し 「くわばら、くわばら」 続編出版の顛末 )
仮想世界というのは「物理的実態」のない世界のことです。
現実世界で我々が直接触れて得る情報を一次情報等すると、仮想世界で得る情報は二次情報で、全てが加工されたものです。意図的に「ある視点で構築された」ものと言っても良いかもしれません。
全てが悪意からとは思いませんが、作成する側は時として無意識に、その情報を閲覧する者の「誤解」や「錯覚」「思い違い」「思い込み」などを利用していることがあります。
的確かどうかは分りませんが、比喩として
「孫悟空が広大無辺の世界を觔斗雲にまたがって飛び回っていたと思ったのは、何のことはない、お釈迦様の手のひらの上だった」
というのを思い起こさせます。
それがちょっと古ければ、
「旦那さんが好き放題やって、いい気になっていたのは、実は女将さんの手のひらの上だった」
というのが現代版かもしれません。
早い話が
こちらの意図とは全く別に、相手の思惑にはまったのも気づかず
「いい気になって、踊らされていた」
という事です。
何の話をしているのかと申しますと、実はここ3,4日余りで拙著(電子書籍版)掌編小説集「子、親を選べず」の続編と続々編2冊をアップロードしたのですが、それにまつわる顛末で、そのような感覚を痛切に抱いたからです。
詳細については一切書けませんが、本人が気づかないまま、目も届どかず、実感もし得ない処で、事が勝手に進行している電子の(仮想)空間世界というのは「非常に怖い世界」だと言うことだけは、改めて身に染みて痛感した次第。
率直な感想を申し上げれば
「くわばら、くわばら」
という感じでございます。
追記)
ですので、未だ「まともな形」での出版に至っておりません。
五名矮躯をおかけして、大変申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。

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