うとQ世話し それこそ「サバイバル」

2021/5/15
(うとQ世話し それこそ「サバイバル」 )
昨年1月から今日迄1年5ヶ月に渡り「ニューノーマル探索サバイバル日記」を書いてきて思った事があります。
それは
「我々というのは、平和や安心安全の中にいる事など殆ど無く、常に脅威に晒され続けている存在なのだ」
という事です。
脅威には「天災」と「人災」があります。
天災については、今コロナ渦や気候変動による風水害、台風、異常乾燥や熱波、2011年以降多発している東日本大震災を始め熊本等の地震等で強く認識される様になりましたが、その他にも人災による脅威が増している様にも感じられます。
人災で最たるものといえば「戦争」が挙げられます。
しかし、現代に於いて戦争は何も武力衝突だけとは限りません。
何の事かと言えば、仮に「戦争」を「国民の生命財産を脅す最大脅威」と定義し直してみると分り易そうなので、その再定義を用いて少しご説明致します。
戦争と同様の生命財産を脅かすものとして、例えば、
医療、食料、エネルギーや水道、交通、金融資産等への脅威が同等の結果を引き起します。
具体的には、それらをコントロールしているサーバーがハッキングされたら?です。
医療サーバーが遣られたら、ICU(集中治療室)などは使えなくなります。食糧貯蔵倉庫の温度管理サーバーがやられたら、食物は皆腐ってしまいます。エネルギーや水道関係を遣られたらライフラインが崩壊します。交通制御サーバーが遣られたら信号機すら使えなくなります。そして金融資産関係のサーバーが遣られたら、ATMからお金が引き出せなくなりますし、悪くすれば他口座への移転や名義変更等で、預金全てが奪われてしまう可能性があります。
いずれも生命財産に関わる重大被害です。武力行使で空爆を受けたのと同等かもしれません。
(尚、今回は話がややこしくも成りますし、誤解も受けそうなので防衛関係の脅威につきましては、敢えて除外致しております)
イヤそれどころか、いつ開戦されて、いつ終戦を迎えるのか?すら、分らない終わり無き戦いでもあり、それが最も怖い処です。
以上は人災の話でしたが、冒頭の天災も併せ、我々は平和で安心安全な世界に居るどころか、明日何が起こるかさえ全く分らない「とてつもなく恐ろしい脅威に常に晒され続けている世界の住人」である事を痛感するに至りました。
仮に大渦であるコロナ渦が辛うじて平癒したとしても、それは数ある災禍の一つに過ぎず、他の災禍が常に存在し続けているのです。
それこそ「サバイバル」
これを凌ぐには、個々人、個々の家庭に依る、それらの事態を想定し、近隣との協力関係を築いた上での、日々の「意識的常時訓練」以外にはない様な気も致しております。
(追記)
「お上」にばかり頼りすぎて最後に泣きを見ない様にしたい、と心がける様になりました。
飲食業者であり且つ地元自治会の元防犯防災交通役員であった者という「限られた側面での経験」から、だけですが。

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