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東京大学百合愛好会 2022年の活動報告

ごきげんよう、東京大学百合愛好会です。
今回は箸休め的な内容の記事となっております。

「東京大学百合愛好会ってどういう団体で、どういう活動をしているのか」

といったことが、Twitterでの発信だけではおそらく十分に伝わっていないと思うので、この機会に今年1年の活動を振り返ってみようと思います。

1. 会合

本会は、駒場キャンパスで行われる対面会合、Discordを用いた定例のオンライン会合の2種類の会合に加え、特定の話題に特化した会合も行っています。ここでは、前者について軽く紹介します。

まず、対面会合ですが、今年は1ヶ月に1~2回程度、不定期で東京大学駒場キャンパスの学生会館で開催してきました。持ち寄った漫画や同人誌などの輪読や、映像作品の上映、百合に関する話などを行いました。今年の6月から再開しましたが、今年は約10回の開催となりました。

対面会合の様子

次に、オンライン会合ですが、こちらは基本2週間に1回、土曜日の夜にDiscord上で行ってきました。百合に関するありとあらゆる話題をゆるゆると脱線しながら触れていく形が基本となっています。隔週なので今年は約20回の開催となりました。

上記の2つは、Twitterでそれなりに発信しているので、なんとなく知っている方もいるかもしれません。

さて、ここからは、「部活動」と称して行っている、特化した会合等の活動に触れていきます。

2. 部活動

「部活動」と言うと字面が強いですが、本会では特定の話題に特化した活動を今年からこう呼んでいるので、ここでもこの名称を使用します。今年行われた「部活動」は8つです。それぞれ簡単に見ていきます。

1つ目は「飲酒部」。10月に秩父に行って『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』の聖地巡礼をしつつ、20歳以上の会員数名がお酒を飲みました。その他、百合作品に登場するお酒の情報交換等も行っています。

2つ目は「会報部」。本会の会報『Liliest』(後述)等についてDiscord上で話し合う場です。

3つ目は「ゲーム部」。駒場キャンパスでボードゲームを行ったり、Discord上でゲーム配信を行ったり、それらに関する情報共有を行っています。今年は『百合紅』、『FATAL TWELVE』などをプレイしました。

4つ目は「創作部」。創作に関するノウハウの共有や、創作物の輪読等をDiscord上で行っています。今年は会員が書いた二次創作のSSを中心に扱いました。

5つ目は「ソシャゲ部」。2022年一番活発だった「部活動」です。数々のソシャゲに存在する百合について情報共有をDiscord上で行っています。今年は『原神』や『ウマ娘』などの話が中心でした。

ソシャゲ百合のイメージ(ミリシタ より)

6つ目は「布教部」。各々の会員が好きな百合や百合作品をDiscord上で布教するのに加え、対面で映像作品の上映会も行っています。今年は『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』や「親子百合」などの布教が行われました。

7つ目は「翻訳部」。会員が協力しながら海外の百合作品の翻訳をDiscord上で行っています。

最後は「漫画スローリーディング部」。唯一昨年から続いている「部活動」です(命名以前から存在)。Discord上で百合漫画の精読を行い、作品の新たな魅力を発見していく活動です。今年は『やがて君になる』1話の精読を行いました。

以上のような、各分野に特化した活動を、今年は精力的に行ってきました。

3. 会報

「会報部」の箇所で少し触れましたが、本会は会報『Liliest』シリーズを中心に、即売会で会報を頒布しています。
2022年は、「コミティア139」、「コミックアカデミー20」、「コミティア140」、「コミックマーケット100」、「コミティア141」、「コミックアカデミー21」に参加しました。

また、「東大百合愛好会会員によるおすすめ作品紹介 vol.1」(ペーパー)、『Liliest EXTRA 4』、『100年後に遺したい百合漫画100選』、『Liliest vol.6』を頒布しました。

『Liliest』シリーズでは、この「note」にある記事のように、会員が各々百合に関する記事を書いています。「vol.6」では、特集企画やインタビュー企画を実施するなど、新たな試みも行われました。

『100年後に遺したい百合漫画100選』も新たな試みの一つで、『Liliest』シリーズ以外に、企画に沿ったこのような同人誌の頒布を今後も行っていくかもしれません。

なお、BOOTHでの通販も行っています。詳しくは↓のリンクをご覧ください。

4. note

今年始めた試みの一つに、この「note」を毎月更新するというものがあります。「note」自体は昨年のアドベントカレンダーの際に使い始めたのですが、会報以外に発信する場として、もっとWebを活用しようという話になり、7月から開始しました。今年は「百合CP人気ランキング」や『安達としまむら』に関する記事などが投稿されました。
来年以降も継続していく予定ですので、今後ともよろしくお願いします。

5. その他

今年は、対面での新歓が復活したこともあり、新歓にも力を入れました。
立て看板の作成や、サークルオリエンテーションの参加は、5年目にして初の試みでした。

他にも、『Liliest vol.6』に収録された紺先生へのインタビューや、今まさに行っているアドベントカレンダーなど、さまざまな試みに取り組んできました。

6. 総括

会員の増加、対面会合の復活や「部活動」の始動、会報の継続や新たな試み、noteの定期更新、数々の企画の実施など、会全体としてこれまで以上に充実した活動が行うことができた1年だったと思います。

一会員としてではありますが、来年以降も引き続き、百合に関する様々な活動を行っていきたいと考えているので、これからも本会をよろしくお願いいたします。

文責:しーしー(@CCutCC)

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