夢に大きさはない話

先日、中学のときに大好きだった
デジモンアドベンチャーという作品の
イベントに行きました。
ミニライブだったので、当時の楽曲を
聴くことができるのですが
本当に歌の持つパワーや言葉の力を
改めて強く、強く感じました。

宮崎歩さんが大病をされていたことを
知らず、今回のステージが復活の場だということも
当日知りました。
「ここにいることが当たり前ではない」
「この場にたてていると思ってなかった」
「ファンにもいると聞いているお医者さんと看護師さんに感謝を」
ニュアンスですが、そういったことをお話されていました。

そのあとに歌われた楽曲たち。

逃げたりあきらめるコトは 誰も
一瞬あればできるから
歩き続けよう
君にしかできないコトがある
つかめ!描いた夢を
まもれ!大事な友を
たくましい自分になれるさ
知らないパワーが宿る
ハートに火がついたら
どんな願いも嘘じゃない
きっと叶うから…
生き方に地図なんかないけど
だから自由
どこへだって行ける君も

「breave heart」

夢を 夢で ほっとけないよ
叶えなくちゃ
It's time to go!

「Break up!」


友達に「うとは夢があっていいよね、
私にはそういうのがないよ」
と昔からよく言われました。
私は夢見がちでいろんなことを夢見てきました。
半分は叶えて、半分は叶えられてません。
でも夢って難しいものではないです。
大きくなきゃいけないってきまりはありません。
夢に大きいも小さいもないし
正しいも間違いもないです。
明日も笑顔でいたいとか
いつかあそこのお店でごはんを食べたいとか
そういうのも夢だって言えます。

夢を諦めなきゃいけないきまりもないです。
今叶えていないものは全部夢、
全部叶えられる可能性を秘めています。
それを自分が信じられるかどうか。
夢をみることは自由です。
大人になると何かと理由をつけて、
諦めるようになってきていたことに
最近気づきました。
子供のころははそんなことなく、
なんでも信じてきていた。
大人だからって、経験値が増えたからって
過去に失敗したからって
ほかの人が叶えていないからって
それを理由にする必要なんてないと
そう今は思います。

聴いていた当時は、ひねくれていたので
大好きな楽曲でありましたが
きれいごとばかり、耳障りのいい言葉ばかり
と思っていました。

今は素直に言葉が耳に入ってきて
心まで届きます。
大人になった今だからこそ
思う夢のこと。
人と比べるものじゃない
夢は自分だけのもの、それが
誰かのものになることもあるけど。

亡くなった母は
あれをやりたい、これをやりたいと
たくさん夢を口にしていましたが
それを叶えることはありませんでした。
思っているだけじゃ、ないのと同じです。
口にして、叶えるための努力をする。
私は母の分まで、自分の夢を1つでも多く叶えていきたい。

イベントではそんな思いを新たにさせてもらえる
歌の力を感じました。
大好きな作品であり、たくさんの想いをもらいました。
私たちは今を生きる「選ばれし子供たち」なんです。
夢をたくさん見よう。
大人だって夢を見ていい。

大切な時間をありがとうございました。


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