東大UTFRの農二中学訪問2024(群馬県高崎市)
執筆:東京大学文科一類2年 寺田恵玲奈
はじめまして、UTFR5期2年の寺田恵玲奈です!
2024年9月に群馬県高崎市にある、東京農業大学第二高等学校を訪問しました。この学校、実は本団体に所属している清水(UTFR4期3年)の母校なのです…。母校に戻って、在校生の学習支援をするなんて、なんだか感慨深いですよね。
今回はその様子をお届けしたいと思います。ぜひ最後まで目を通していただけると嬉しいです。
よろしければ、こちらの対馬高校訪問の様子を紹介したnoteも併せてご覧ください!
いざ高崎市へ!!
朝の10時前にメンバー全員で高崎駅に集合し、そこからタクシーに乗って学校に向かいました。東京から高崎までは約2時間、新幹線を使えば1時間ほどでたどり着きます。案外アクセスはいいものですね。筆者は群馬県初上陸だったということで、このイベントが終わってから、そのまま3泊4日の群馬旅行を堪能してきたというのはまた別のお話…。
話したことがない、初めて見たなんていうメンバーもちらほらいましたが、イベントを通してなんだかんだ親睦を深めることができました。入学当初は”ぼっち“で入ってきたのに、友達100人も夢じゃない(サバを読みすぎました)のもUTFRの良さの一つです。
農大二校🏫
今回のイベントのターゲットは、中学1年生と中学2年生でした。午前と午後の2部制で、10人程度の中学生につき東大生1人がついて、ワークショップを行いました。イベント冒頭では、代表の清水より、「東大生に抱くイメージ」について学生から意見を聞いたり、ワークショップについて説明したりしました。
ワークショップでは、「農大二校をよりよくするには」というテーマのもと、中学生に議論を行ってもらいました。「より良い」とは一体なんなのか、具体的にはどうすれば現状が良くなるのかについて、明らかにすることから始まりました。中学生の柔軟な発想と積極的な発言のおかげで、思いもよらない方向に議論が進んでいったなんて場面もたくさんありました。議論では、模造紙に出てきたアイデアを付箋にして貼っていく形で進めていきました。今後の学内活動として、今回議論したことを踏まえたワークショップが行われるそうなので、一同お役に立てたことを願っております!
ワークショップ終了後は個別相談会を開き、勉強のことや我々東大生について、中学生が今気になっていることについてたくさんお答えしてきました。お堅い話だけでなく、部活動や恋愛の話などなど盛り上がる話題も多く、我々もたくさん楽しませていただきました。ですが、なんといっても農大二校の中学生の勉強に対するモチベーションや熱意には本当に感銘を受け、私自身頭が上らない気持ちになりました…。彼ら彼女らの将来に胸が踊らされますね。
最後に
今回の農大二校訪問を通じて、東大に対するイメージや東大に挑戦することの壁というものを改めて考えさせられたと同時に、このように生徒の選択肢を広げようという動きがより多くの”非進学校”で出てくることを期待する自分がいました。私の出身校の話で大変恐縮ですが、レベルの高い志望校を目指して頑張っている子たちがいるのに、学校が生徒の可能性を広げようとしていないように感じられて、いたたまれない気持ちにもなりました泣。今回の訪問が、農大二校、そしてその他の学校にとってなんらかの変革がもたらされることを心より願っております。
UTFRでは、“非進学校”に通う学生たちの支援を目的としたプロジェクトを多数開催しています。次のターゲットは、あなたの学校かもしれません…。
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