「うたとピアノのほん」より、おるがんのひびき

utena music field はピアノがすぐ弾けるようになる、ということよりも、そのときそのときに美しい音楽体験ができることを大切に考えています。
これは、ヘ音記号のソラシドを覚えたばかりの生徒のためにつくった連弾です。
生徒は、ベースラインを演奏します。

「うたとピアノのほん」という曲集の中の一曲です。
ピアノを習い始めた人たちの、
単に技術と譜読みの習得ではないテキストを作りたいと思いました。

そこに、音楽の要素が内在し、無理なく楽しむことができ、
実感を飛び越えることがないように、丁寧に進め、
少しずつピアノ演奏にも馴染んでいけるように工夫して作ってあります。

この曲は、初歩段階で、なかなか体験できないハーモニーを味わうことができるようにと作ったものです。

愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!