見出し画像

アレクサンダーテクニーク・自然農・音楽


愛媛訪問者からのお便り


6月に愛媛までおいでくださって、「音楽を描く」個人ワークを受けていただいたKさんからお便りが届きました。

Kさんは東京にいくたびお世話になっている、
東京アレクサンダーセンター(TAC)の生徒さん。

センターでは、生徒さんがプレゼンをして自己学習を深めたり、共有したりするユニークな方法をされています。
その一環で、愛媛での出来事を取り上げられたそうで、その内容をセンターさんがアップしてくださいました。

その話の前に、Kさんが学んでいるアレクサンダーテクニークについて。
(めちゃくちゃアバウトです。ごめんなさい)
アレクサンダーテクニークは体と意識の使い方について、新しい観点から取り組むものです。
そして、特に、このプレゼンで取り上げているのは

人間つい「やっちまう」のを「しない」non-doingことで自然に花開くものについて。
東京のATCの教室を離れて、自然に委ねながら野菜を作っている畑(ほとんど耕作放棄地だが・・)から、福岡正信の思考に出会い、アレクサンダーの理論へ通じるものを感じた、ということ。

谷中も、写真が載っています。ブログから拝借しました。
ターシャテューダーのように見えなくもない写真で、ちょっと嬉しかったので、この記事のアイキャッチにしました。
ということで、Kさんの記事ぜひ、読んでみてください。


ここからは蛇足。

返信(谷中から)

メールをありがとうございました。
(ブログアップ前に届けてくださったプレゼンのメール)

とてもとても興味深く読ませていただきました!
私自身、音楽プロセス体験のワークも実家の畑も、自分から「これがやりたい!」と始めたものではなく、「これじゃない」ものを避けながら、止むに止まれず巻き込まれ、巻き込んでここまで来てしまった、感があります。
むしろ、私がやると、どうしてこうもややこしくなる?と悩んでしまうことも、笑。
でも、どこかでこれが一番楽でシンプルなところに行き着くはずだ、ともどこかで思っていて。
そうか、ノンドゥーイングなのか。
ワークと自然農、一見まるで違う分野のものの、どちらもこれしかできない、私の筋を
そのように外から光を当ててもらって、改めて、人ごとのように
「なるほどー、そうなのか!」と、関心した次第です。
確かに、私は
「プロセスが自然に発動すれば、元の生命力は進みたい方向へ進むだろう」という考えがあって、
そのプロセスの道を開けておくにはどうしたら良いか、ということを考えてきていると思います。
そしてそれと並んで歩いていけるにはどうしたらいいか、と。
(人はそれを確かにいろんなもので覆ってしまって見えづらくしてしまう習性があるかもしれません。
そのいろんなもの、も愛おしいのですけどね。)
それが理論というか原理だとして、そのための行為として、non-doingという選択、utena drawingという選択、自然農という選択。
なるほど。
原理に反して、私もいらない枝葉をいっぱい茂らせている人間の一人ですが、
一つ、Kさんに道をスッと通していただいたような気持ちになりました。
ありがとうございます。
私もこれからも精進していきたいなあと思いました。
Kさんが草マルチを丁寧に敷いてくださった、トマトやとうもろこし、里芋も、夏に向けて背を伸ばしてきています。トマトは、設置にご協力いただいたあみを伝ってトンネルになるまで、わき芽も取り除かず、そのままの姿で育ててみるつもりです。その分虫たちもしっかりちゃっかり集まってきていますが・・・収穫の出来はともかく、この姿を見ていると疲れも吹き飛ぶのですよ。玉ねぎは、お店の半分くらいの太り具合でしたが、それでもほとんど収穫することができました。また、経過報告、ラインで送りますね。
アレクサンダーセンターで、プレゼンされたとのこと、皆さんにもよろしくお伝えください。
あの畑の管理をしながらのワークなので、全く牛歩なのですが、それでも一歩一歩、小さく進めていこうと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。ブログに挙げられるのですか?楽しみにしています。

後日談・その後の菜園の様子

ということで、Kさんと立てた網には
タネから育てたミニトマト、シシリアンルージュが
草マルチの下にびっしりと根を生やして、
これでもかと実っています。

自然栽培でなおかつ、脇芽も取らないで、自然の姿のまま網に絡めていく
ソバージュ栽培というのをしています。
(これがしたくて、高いアーチをつくったのですよ)

自然栽培、ソバージュ栽培のシシリアンルージュ
自分で日陰を作るので、
炎天下だけど、のびのびしています。


6本植えたのですが、西側の畝は小さくまだ春に立てたばかりなので、
やはり、2本萎れてしまいましたが、東の柱に3本、西の柱にも1本、元気です。
とはいえ、今週は実家に帰れないので、梅雨明けでどうなっているか気になりますが・・・
抜いたところも陰ができるように、と三尺ササゲの種を蒔いてきました。真夏に間に合うかな。

とうもろこしもそれなり、できました。
かなり凸凹でしたが、美味しくいただきました。

里芋はまだまだ秋まで踏ん張ります。

また、経過報告いたします。

これはだいぶ前の写真ですが・・
コーンは全て収穫しました。

って、音楽の話はどこへいった?笑
これはまたおいおい。



愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!