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音楽を描く’先を続ける

今がベストな音楽教室(音楽室)

音楽室という名前の音楽教室、先生をやめてしまって、一人の人間としてやっています。今生徒が30人を超えて、ホームページの募集を停止したところまでは以前に書きました。あと、これまで連絡を頂いたり、ウチで学習されていた人の復帰や、生徒のご兄弟くらいは受け入れてあげたい。それも計算して、まああと数人くらいの余裕は残して、私のキャパとしては、ギリギリか、というところ。でも、募集を閉じたことで、なんかほっとしたのですよ。いつも募集をしていなければならない状況って、以外とストレスだったのね。いつものおなじみな皆さんと同じ一週間の繰り返しというのは、めんどくさがりの私には良い環境と言えます。今のメンバー一人ひとりとの関係を大切にしたい、と、思います。その範囲がはっきりしてるのは、やりやすいですね。

じゃあ、なんのためのホームページか、です。もう募集もしないのに。

最近は東京の方へワークショップに行くこともできないし、そもそもワークショップ、開けない状況下です。つまりいろいろ考え時。こちらの生徒さんはいい感じでなので、わざわざそれ以上のなにがいるでしょうか、と。庭や実家の畑のしごともあり、体力的には、まあよく働いていると思います。かろうじてピアノの練習時間も確保して、もう、夜にはコテンと寝て、朝起きて、ご飯食べて、精一杯。

つまり、ベストな今の現状維持だけでも結構なにかと埋まっているのに、これ以上のホームページは負担にしかならないかも、ということ。

もう一つの仕事「音楽を描く」という方法

我がutena music field にはもう一つのしごとがあります。

そう、このnoteでもご紹介してきた「音楽を描く」utena drawing という方法とそれの観察によって見えてきた音楽プロセスを体験するという中身。

これを無理にしなくても、生活的には程よい感じなのです。これを継続するとなると正直少し負担だったりもします。

むしろ、このコロナ禍で、一体どうやってこのワークショップを継続できるのか、ですよね。音楽室のあるここは僻地なので、コロナの心配もほどほどで済んでいます。それだけに移動のリスクを考えるととても身動きが取れない。

どうしたらいいか。

そしていろいろ考えた末、ホームページをやめるどころか、ちゃんと独自ドメインを購入して(これまで、無料のやつを使っていました。)SSLも有料のやつをセットして、ローカル環境で、新しいホームページを現在構築中です。

すべて1からやり直し。

なんて清々しい。
作り込みすぎて、モグラの穴みたいにどことどこがつながっているかわからない迷路の様になってしまった元ホームページから、必要なものだけ抽出して、再構築します。手放すものと取り込むものを精査しながら、移行中。とはいえ、昨日も一枚の記事を書くだけで一日潰れてしまった。

今私が良い環境に恵まれているのは、このu.dに出会ってしまったからです。生徒が続いているのは、ちゃんと自分の感覚で自分のペースで実感から音楽をつかめる環境ができているから。つまりうちの源泉はそちらにある。それを考えたとき、世に出すべきものだと確信していますし、その世に出たときに、ちゃんとその奥行きにある理論も伝えていかなければ、遊びで終わってしまうでしょう。

やめるにやめられないです。あの方法utena drawing は、必ず、音楽を諦めそうな人にも役立つし、音楽を深く深く追いかけたい人の為にもなるもので、いろんな力を秘めている、それを私の音楽教室だけ恩恵に預かっているのは、なんか絶対に違う気がします。

これまで参加して、その成果を信じて、応援してくれる人も少なからずいます。私が作ったというよりは半ばそういう人たちの体験が このワークを形作っているのです。そういう蓄積を次に生かしていかない、というのはありえない。

そうして、マインドマップを何枚も何枚もかいて、自分とディスカッションしました。すべてやめることも視野に入れながら。そうして、継続を決めました。

このワークをオンラインで伝えられる方法に変えていく、ということと、それをベースとしながら、でも、会える人にはどんどんあっていきたい、ということ。

さて、ここからが大変です。

ホームページの作成もそうですが、動画の配信なども「音楽リテラシーワークブック」のものを作りながら、練習中です。

テキストも再構築し直したい。

これから、ズームやnoteのサロンを使って、コミュニティを作っていくためになにが必要なのか、そのへんの勉強もしなければ。

そして、この方法を世にだすならば、今までの田舎で小さな音楽教室。。の規模感ではやれないでしょう。お金もン万円単位で一喜一憂なレベルではやれないだろうと思っています。支出も当然増えてくる。回収果たしてできるのか、いや今できることをとにかくやってみよう。

とはいえ、基本よく寝る、ナマケモノさんです。マイペースで、でも手放さない方向で。いつか出会うみなさん、自分の音楽を奏でたいと思っている方、音楽教室で、技術ではなく音楽を伝えたいと思っている皆さん。
待っていてください。必ずお届けします。

コロナに負けるなよ、みんながんばろうぜ。


愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!