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音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

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大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意…
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2021年3月の記事一覧

求める解は”快”からはじまる

私にとって、練習→演奏 のプロセスでいかに「快く」できるか、というところがとても大事な事になってきています。 楽曲の快い 身体の快い 如何に壁を通過していくか。 その抜け道は線のように細くて、自分にとって一つしかない。 流れは響きが整える。 快が解になるまで 待ってみます。 時間的に、空間的に。 そのための聴覚、視覚、触覚、見渡す、拾う、 例えばディミニッシュのような抜け感のない和音も行き詰まりにならないように次に来る和音のどこへ抜けていくか、を感じて組み立て

3人の先生+1

私が師と仰ぐ先生が4人います。 いまや、ふてぶてしいまでに強くなった自分ですが、若い頃はとにかく壊れそうでした。でも、きっと若い頃はたくさん悩みもあったことだろう先人たちの生き生きとした生き方は、何より先の見通しをイメージさせてくれます。 幼稚園のときから通っていたピアノ教室の歌の先生 ・・実はあまり楽譜のことなど習った記憶はなく、まあ、穴だらけのレッスンでしたが、とにかくマイペースで明るい方です。音楽の楽しみ方だけでなく、音楽が生きる支えとなりうるのだという一番根幹のとこ

音楽を描く’オンラインに乗せていく準備

こうやって付箋が貼ってある写真をみていると、魚が泳いでるみたいです。 これはutena drawing・・ 音楽を描いて音楽の要素を伝える、・・を使いながら音楽ともっと仲良くなっていこうという企画をオンラインに乗せていくための準備です。 utena drawing ってこんなものです、という説明に終わってしまわないように、動画などでコツをつかみながら、自分で取り組んでいただけるように、そして一つ一つのワークに込めてある音楽のかけらをひろっていけるように、どうしたらいいのか

調律という養生

ヒメコブシと調律師さんの玄関4月上旬なみ、という今日、庭先にはヒメコブシの花が満開。 去年はわけあって狂ったようにたくさん咲きましたが今年はおとなしめ。 玄関があいて、調律師さんがやってきました。いつも穏やかで、ゆっくりと動き、ゆっくりと話しをされます。 今日はグランドピアノとアップライトピアノの2台。 私も今日は仕事がないので、どうぞお好きにやってください、とお願いすると、10時に入られて、帰っていかれたのが16時。ピアノがなっている間私も覗くこともなく掃除したり、パソコ

いつかどの街にも「音楽を描く」音楽教室ができたらいいなあ

今日は音楽教室の先生に向けて書きます。 4月にはutena drawing を使ってオンラインでやり取りしていく企画を考え中です。utena drawing がわからない?そりゃそうですね。うちの音楽室でやっている音楽の伝達方法です。 utena drawing 略してu.d は素朴な遊びのようなもので、楽器も楽譜も後まわし、まずは触れて感覚を動かして感じるところから始めるものなので、うんと音楽の敷居が低くどなたでも楽しんでいただけます。 もちろん子どもとの相性も抜群です

音楽を描く(utena drawing )をオンラインでやってみようかと思います。

noteオンラインサークルの予告音楽を描く(ウテナドローイング)を ノートのオンラインサークルを使って、 たくさんの人に体験していただこうと考えています。 方法としてはこんな感じです。 utena drawing がどんなものかと言う事の共有が必要なので、理論の記事を少しずつ書いていこうと思っています。これは誰にでも見れる有料記事にしておくつもりです。 そして、 オンラインサークルでは月に 1つのペースで、動画を使ってお題を出そうと思っています。 その お題にそれぞ

3月頭のutena.m.f/生徒にのっとられる

毎年3月4日ころに咲きはじめるティタティタという名前の水仙の花がことしは2月下旬から咲いています。 一昨年切り取った枝や雑草などを積み重ねていた場所に戯れに葉物野菜を植えていたところ。秋からずっと重宝していました、が、いつの間にか菜の花。 ここのところ、実家の畑報告ばかりだったので、庭はどうした、という感じですが、「庭ののっぱら化」計画、ゆっくりとやっております。またまとめてご報告しますので、時々覗いてやってください。 音楽室は平常運転です。 4月に入ったらコンサートに

ネガティブなもののなかの生命

日本はいつの間にか、ネガティブなものを避けるようになっていた そんな気がするのです 優しくなりすぎて、着地点がわからないまま大人になっていく 大人も着地点のないまま今日のまま、明日が続いているように振る舞う。 いつも、ひなたに向いて、笑顔で。 満たされていて、自然なままで、そのままでよいよ、と。 ホームページのほうにずーっと前にかいた「ピアノに向かない子」という記事が未だにヒットしていて、毎日誰かが読んでくれています。それはもしかしたら、その問に返事が帰ってくる場

音楽室から音楽フィールドへ

音楽フィールドのホームページできたよnoteへもtwitterへも手を伸ばせず、息をつめるようにして作っていたホームページが昨日、やっとこさ、できました!作っているあいだも私らの暮らしの腰くらいまで水に浸っているように、ひたひたコロナが満ち引きしていて、テレビで二言目にはコロナコロナと言っているのに今も慣れる事ができなくて、でもそれも横目に、いいお天気の日にも首を患いながら、パソコンにしがみついていて、生徒がくるとむしろホッとするくらいにコンを詰めていたのは、なにさま、情報の