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音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

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大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意…
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2019年10月の記事一覧

良心

善意は私には少し遠くて難しい、 けど、 良心なら  痛いほどわかる。 自分で自分のそれを 一杯踏みにじって それ故それは文字通り 感覚器官であり痛点だから。 私は時々それを踏み潰して 傷まなかったことにして 突き進む。 良心の声に従えないときなんて しょっちゅうだ。 良心は美しい姿ではなくて みすぼらしいなりをして自分の前に立つ と。 クラリェヴェックの神秘哲学者が言ったのは ほんとだったな。 痛むのは苦しいけど 何も痛まなくなったときは ほんとにほんとに怖いときな

人は一人の時と集団のときとでは性格が違う

(音楽を描く日々の記録) 今日はグループワークが2つ。 ”3分割”って体験的にそれはなんだ 相変わらず、脱線しまくりの男の子グループ。今日は8分の6拍子を理解してもらうべく、A4の紙を手を使って切り、それを3分割する、という作業からはじめましたが。 どうやったら、3分割がうまくいくか、というのを教えようとしたら、断固拒否されて、何枚もつかって彼らの実験が続いたのでした。その楽しそうなことと、一生懸命さが面白く、結局、結論が出ないまま、今日は終わり。もちろん予定していた8

’音楽を描く’受講の感想と、東京講座10/13

文章を書くたびに一体どのくらい「音楽」という活字を打ってるんか、と思うと、最近ちょっと食傷気味です。 musicは時間の中で動いていてこそのもの。 ああ、musicってかいちゃおうかな。 なんだか、そのほうが自分的にしっくりきてしまった感じ、今。 こうも音楽、音楽と書いてると、「音楽」というのが、なんか、どんどん枯渇してきそうで、だんだん飽きてきて、パソコン閉じて、ピアノで好き勝手弾きはじめてしまいます。やっぱりなまもののほうが好き。 ーーーーーーーーーーーー 先週はじ

10/3人生に食い込んでいく音楽

なんだか盛りだくさんの一日でした。 今日はいったい何の日だという感じで胸がいっぱい。 中学生が弾き語りマスターしつつあって嬉しい話よくぞお母さん、通わせ続けていただいた、と感謝にたえません。 指先が器用ではないし、本人もいっぺんにいろんな事ができないのはよくわかっていて、それで小さい頃はよく落ち込んでいました、いつも私に敬語の彼。 メロディを弾くのは苦手なので、コードに結構食いついてきてくれて、右手コード、左手ベースライン、というスタイルでレッスン。 これも不器用ながらな

10/2次にたてる問いを掴むのがうまい

間違いをただなおしても音楽に結びつかないからその受講者さんは音楽を実感のある理論で学びたい、自分の音楽に耳をすませてみたい、という希望で、月2回のペースでレッスンに来られています。 今日は10月の1回目 音楽リテラシーのやり方に沿ってやってきた理論で、音階の階段の幅は「全音」と「半音」があること、その体感、などをこれまでしてきていて、曖昧だった音程が安定してきていています。 今日は、最初にライアーを奏でていただいて、その一番上に来る音とその周辺の音のつなぎがとても優しく、

10/01大切な友だちたちへ