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松野町ワンダーランド&にわにわにっき

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除草剤や草抜き・草刈りが生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。松野町は実家の在処。そしてたまに音楽室前の庭の…
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2022年5月の記事一覧

あの、一ミリに満たない種を侮ってはいけない。 ついてきてしまったレモンバーム 実家の畑にいくときには、必ず実家専用の長靴に履き替えるようにしていました。 まえに、長野の千畳敷にロープーウェイで登った時、乗車する前に、靴底を洗ったのを覚えていたのです。 外部からそこにない種を持ち込んで撒き散らしてしまうから。 我が家の庭には園芸種や、ハーブなどが乱雑に植わっているので、いつ、そこ靴底について実家までやってくるかわからない、と思っていて。 ただ、そこまでやる自分がちょっとや

5月半ばの庭

薔薇が次々咲いています。 一昨年までは薔薇の育て方マニュアルどおりに、冬にたっぷりと堆肥などを根元に埋め込んで、冬剪定もしていたのですが、今年は一切それをしていなくて、3月に骨粉を根元にまいて、あと、4月になってから少し周りに腐葉土をのせたくらい。 でも、むしろ、害虫も少なくて、色よく咲いているような気がします。花数は少し少なめではあるかな。 ということで、薔薇好きばかのやたら薔薇のお顔の写真集です。 といっても、素朴な薔薇が好きなので、そんなのばかり。 どの薔薇も冬剪定し

時期が満ちれば芽がでるように

四角豆だけ出てこない 千成りきゅうりの種を買ったら、芽出し用の小さな育苗ポットが6個ついていたので、6株もはいらないとおもって、3粒だけきゅうりを撒いて、残り三つに、四角豆の種(去年ののこり)を撒いてみました。 きゅうりの方は、4日ほどでむんっと芽を出してきましたが、残り三つは何の音沙汰もない。どうも気にかかってしょうがないので、少し掘ってみました。なんか見える。生きてるのかな?なんて突くうちに、結局ほじくってしまって、そしたら、白い種の中は膨らみかけていて、ちゃんと生き

5月の庭・光と影

庭に手をかける時間がなく、草をよけたり、伸びすぎた枝を払うくらいのことだけをようやっとやっているくらいです。 そりゃ、丹精と愛情こめた庭にはかないませんが、それなり良い風が吹き込んで、緑が揺れてきれい。 ありがたいのは、造成用のまさ土と、砂利だけだった庭にここまで樹木やら宿根の植物を植えてきてくれてた、過去の自分。 もう、レンガひとつ動かすのも億劫な自分だけど、過去の私は惜しみなく働いたもんだ。 段差や、曲線の小道、小さな階段、それに絡む植物たち。 あの頃イメージしていた