いじめについて思うこと

結論から言うと僕はいじめは存在していていいと思います。

いじめの世界を想像してみてください。
多分想像できないと思います。

世界っていうのは汚いからこそ出来上がってるのだと思うし、人に嫌われたり、人を嫌ったりする方が生きてる感じがします。

ボール遊びについて……(これから話す内容にあたって)

僕たちがやっていたボール遊びとは仮にP君、Q君、R君といるとします。

P君がQ君のことを当てたらQ君は地面に座ります。P君のことを他の人(例えばR君)が当てるとQ君は復活(生き返る)してP君が座るというものです。これの繰り返しで基本的には成り立ってます。

しかし当てた側が、「生き返っていいよー！」っていうと当てられた人が復活出来るという謎ルールがありました。(ほとんどの場合生き返ってました)。
これから話すA君にはこれが適用されなかったわけです。

小学生の時……

ここからは僕が小学校4年生の時のいじめ体験のお話です。
いじめの体験というと被害者を予想するお方が多いと思いますが、これは僕が加害者になった時の話です。

そのA君は小学4年生の時に自分の学校に転校してきました。
少し肥満の体型で運動音痴でした。(自分は運動神経よかったです)
主に、休み時間の時ボール遊びの時、集中してA君を狙ってました。
それで集中して当てられて泣いたA君と喧嘩になって先生にA君が泣きながら先生を呼びに行って(多分嘘泣きです)自分が有利なように話を進めて、謝らせてました。当時、口下手だった僕は言い返す事ができず、ボール遊びのときにその鬱憤を晴らすという感じでした。(他にも仲間はずれにしたり)

僕以外のクラスメイトもA君が嫌いな人が多かったので、休み時間の時はほぼ毎回最初にボールを当てられてました。こんな感じで3か月くらい過ぎていきました。

A君は不登校気味になっていました。3日に一回くらい学校に来るのですが、来た時は毎回のようにボール遊びので最初に当てられてました。

また1か月ぐらいが経過した時、先生に呼びだされました。(僕ともう1人)
内容としては、「このまま行くと、教育委員会に行くからやめてほしい」とのことでした。僕はいじめてるつもりは無かったのですが、加害者になっていたらしいです。僕はA君と少し距離を置きました。

いじめは加害者が100%悪い？

よく小学校の先生とかテレビとかは「いじめの被害者は100%悪くない」って言いますが、僕は必ずしもそうではないと思います。(勿論その場合もあると思います)

僕は先の件について自分が全て悪いと思ってません。勿論今思い返すと「ボール遊びごときで喧嘩とか、しょうもないことしてたな」とは思います。(他にも色々あったと思うのですが詳細が思い出せません……)

けれどクラスのみんなに嫌われるということは、A君にもなんかしらの問題があったと思いまし、一般的にいじめられる人はクラスで嫌われ者なので何か非があると思います。

「今言うのかよ！」と思うかもしれませんが、A君はいじめられて自分の学校に来て、自分の学校でもいじめられて、また違う学校に行って、そこでもいじめられて卒業しました。

いじめられてる人に言いたい事

苦しい思いをして日々を過ごしていると思いますが、「自分が全て悪い」と思ってこれまでの中で自分が悪かったことを書き出してみてください。

そのあと冷静になって書き出した中で「自分が悪かったこと」を「自分が悪く無かったこと」を分類してみてください。きっと何かしらあるはずです。

でも「自分が悪かったこと」を直したら、いじめられなくなるのかというと、そうではないでしょう。なのでこの事はなにか新たなスタートを切る時に意識すればいいと思います。

やはりいじめられている中で1番大事なのは誰かに相談する事です。
僕の件の時は、A君が先生に相談していたので事が大きくならなくてすみました。

信頼できる人、動いてくれそうな人に相談しましょう。学校の先生でも、親でも、習い事の先生でも、地域のおじさんでも構いません。

この事がまずできる事だと思っています。
暴力や金銭のことが関わっている場合は特に早急にした方がいいと思います。

いじめられてない人に言いたい事

こちらも「自分が全て悪い」と思って今までのこと振り替えってみてください。

「いじめまではいかないだろwただの喧嘩で言い合ってるだけだしww」と思っても「特定の嫌いな人に強くあったること最近多いな〜」と思ったら、その人と距離を置きましょう。もしかしたらいじめに発展することかもしれません。

僕も今書きながら少し強くあたっている人がいるなぁと思ったので、距離を置いて見ます。
距離を置く方法は簡単です。その人のこと見なけれないいのです。でも、もし話しかけられたら自然に対応しましょう。

そして、心の中でその人のことを全肯定しましょう。何かしら良い所が見つかるはずです。

心の余裕ができるはずです。

勿論、時には抑えきれないほど怒りが爆発する時もあるでしょう。その時は誰もいない場所でその人の悪口とか言って発散しましょう。

もし、この人いじめられてるかもと思ったり実際いじめの現場を見たら、信頼できる人、動いてくれそうな人に言いましょう。いじめられてる人は追い詰められていて中々誰にも言えないのが現状です。あなたの一歩が重要です。

冒頭で「いじめは存在して良いと思う」と書きましたが、事が大きくなる前に誰かが気づいて、鎮めることが大切だと思います。

「誰か」があなたである事を期待しています。

最後に

これはあくまで一個人の意見として読んでいただけたなら幸いです。
ここまでお付き合いしていただいて、ありがとうございました。

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