見出し画像

「朝焼け」という曲。

大学卒業後、俺はアコギと体一つで音楽をしていた。

働きながら一人で音楽やろう。そう思っていた。

いわゆるシンガーソングライターである。



これがシンガーソングライターか!と思い、

「シンガーソングライター、ジルマです。」

と自己紹介することも増えた。



でも、なんだかその言葉が自分にはしっくりこない。

曲を作るときも常にバンドでやった時のイメージを

浮かべながら作っていた。



ちょこちょこSNSに弾き語りを載せるくらいの活動を

していた頃。

ご縁あって初めてライブハウスで

自分の曲を体一つで演奏した。



今となっては。いや当時から思ってはいたが、

そのイベントは趣旨がよくわからない謎イベだった。


そんなイベントだったけど、大学の友達数人が

わざわざ観に来てくれて、ライブ後に飯食って話した。



その中にいたのが、現バンドメンバーの

Dr.ライスとGt.けんちんである。

今思えばあそこからCLOVERS HIGHは始まっていた、

のかもしれない。



それは置いといて。

そこから数回ライブに出るようになった。

ライブに出ると、当然の話ではあるが、出演者は

真剣に音楽をやっていた。



そんな姿に感化され、

「俺もどうせやるからガチでやりてえな。」

と思うようになった。



ただ、俺は前提として働きながらバンドは絶対に

予定が合わなくて無理だろうと決めつけていた。


だからシンガーソングライターとして、

一人でやっていた。



そんなバンドやりたいくせに、

一人で作曲は続けていたジルマが

生み出した曲が「朝焼け」である。

下記のEPに収録されてます。



初めて作る"歌始まり"の曲で、

「バンドでいつかやりたい。」

と完全に意識して作った曲。



個人的にすごく上手くいった曲で、

使っているコードもかなり好きなやつだったので、

すげえ気に入った。




弾き語りのライブでは必ずやるようになったし、

なによりこの曲が好きだった。



そして、それを今年バンドでリリースできたことは、

とても大切なことだったんじゃないかと思う。




言ってしまうと今回の記事は、

「朝焼けをバンドでリリースできて嬉しい」

ということに尽きるのだけど、

やっぱりこの曲について話そうとすると、

どうしても一人だった頃を想起して、

そこから話し始めて遠回りしてしまう。




つまりは「朝焼け」ってそういう曲。

俺にとってはそういう曲。

なんか思い出しちゃうんだよね。



一人の時に作った曲だけど、

バンドでやるときは一番わちゃわちゃ楽しんで

一つになれる曲になっててなんか面白い。





ジルマの作る歌詞の""はたいていが恋人や愛する人

であることが多いんだけど、この曲だけは、


この""がバンドメンバーであり、

バンドを応援してくれる、今読んでくれてる""かも。





これからも「朝焼け」はライブでやりたいなって思う。

そして聴いてほしいなと思う。

この曲においての""と呼べる存在が増えていったら

すごく嬉しい。



時系列も内容もまとまりない文章になってしまったけど

たまにはいいじゃない。

歌詞の一部を載せれば締まるじゃない。




「わかっていた、独りじゃないと。駆け出していた。」


♧♧♧♧♧


朝焼け」は1st EP「regain」に収録🍀


CLOVERS HIGHの情報まとめ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?