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本当の心

自分の心がザワザワチクチクしている時、他の人にそれを見せないよう、空気を変えてしまわないよう、なるべくしっかり前を向いて、しゃんと人と話すようにする。

崩れそうに辛い日も、その日会う人たちが悪いわけではないから、見せたくはない。
ただ、ふと一人になった時、空を見て一旦また深い闇に堕ちていく。

接客をしていると、一日中何十人もの人と関わるので、気分転換にもなるが、顔に出さないよう必死だ。

いつも、大切なものほど向き合おうとしてぶつかったり、思いを全部伝えてしまったり、傷つけてしまったり。

向き合うということを相手に求めたり。

他人に同じ温度で同じものを価値観などを求めるのは違うのはわかっている。

それがどうしても合わない人からは、離れればいいと言うのもわかっている。

強制するものでもないこともわかっている。

常識やこうした方がいい
と言うことなど、きっとみんなわかっている。

だけど感情って、そうはいかない。

八つ当たりをしたり、嘆いたり悲しんだり、それが人だ。

私は大切な人に
イメージでわかりやすく言うと

全ての作業の手を止めて、まっすぐ前を見て向かい合い、しっかり話をして、理解し合いたいとおもう。

喧嘩をしてもどんなことになっても。

何かをしながら、スマホを見ながら話をすると言うような、ながらをしたくない。

ちゃんと心から向き合いたい。
全力で大切にしたい。

ただ人によってはそれがめんどくさい、重たいと思う。


それは仕方がないし、相手も悪くない。
けれどそれを求めてしまう。

大抵のことは基本的にどうでもいいし、人のことにあまり関心がない分、思いが強い場合、それは誰よりも強い。

わかって欲しい気持ちや、寄り添いたい気持ちが強くなってしまう。

身勝手な愛情の押し付けだ。
それで一人勝手に悲しむ。

そんなことをずっと繰り返しても治らない自分がまた嫌いになる。

ここでもまた、だから私は一人なのだと。

自ら一人になる方向へ突っ走ってひとりぼっちになることに慣れるしかないのか。

私は私。

その言葉で解決するべきではない。
このままの私でいいのか?
泣けてくる

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