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【英語学習】シャドーイング

流れてきた英語の音を聞いた後、すぐに復唱する学習法です。

聞こえてきた音をそのまま真似ていくこの学習法は、同時通訳者の訓練法として知られていました。

現在では、スピーキングやリスニングスキルが上がるということで、英語学習者に勧められています。

流れてくる音声に影のようについていくため、意味を考える暇がないので最初は忙しく感じます。無意識に和訳しようとする癖に気づくかもしれません。

ディクテーションは紙とペン、書くものがいりますが、シャドーイングであれば音声だけで十分です。

今ならみんなマスクをしているので、通勤・通学の時に大きな声にならないよう気をつけながら、ぶつぶつ呟くこともできますね。

遠山顕さんの英会話楽習の学習時に、シャドーイング法も取り入れています。ここでは遠山顕さんのテキストを使った勉強方法をシェアしますね。



まずは事前にダイアログに目を通し、テキストを見ながら書き写します。

Write It!英借文の文章も作成しておきます。予習をしておくと講座が理解しやすいです。


では、実際に講座を聞いてみましょう。

1回目は、テキストを見ながら、音声と一緒に音読します。

単語や熟語、イディオムの確認をした後、再度、音声が流れます。

2回目もテキストを見ながら、発音しづらい単語や熟語、フレーズにマークをして気をつけながら音読します。

その後、Apply It!とSay It!を終えた後、また同じダイアログが流れます。

3回目はゆっくり流れるので、ここでシャドーイングをします。無理はしません。

4回目は速く流れるので、テキストを見て確認しながら、シャドーイングできなかったフレーズや箇所にマークを入れます。

自分の弱い部分のチェックですね。

Write It!ダイアログの一部を借りて英文を作る、英借文を行います。英借文は予習の時に、自分なりに考えて作ります。答えは見ません。

辞書は引いて良しというマイルールは設定しています。

できる時もあればできないときもあり、ほぼ正解だった時は嬉しいです。

最後に、In Another Situation!ダイアログを全く違う場面や状況で演じるので聴きます。


10月号のテーマは、『職場でのこじれた人間関係に関する語彙・表現を学ぶ』で、口論の多い場面がありました。

ジェシカという女性とマイクという男性が出てくるのですが、どうやら二人とも優秀なようです。そのため衝突することもあります。

In Another Situation!では、ナマケモノ&カンパニー社で起こった会話として出てきます。

殺伐とまではいきませんが、ダイアローグでは感情的になる場面があるので、ナマケモノ&カンパニー社という表現に笑ってしまいました。リラックスしたというか、気がゆるみました。

CDや音声ダウンロードがある方は、何度でも聴いて音読するのが良いでしょう。



TOEIC新公式問題集、Part2、Part3、Part4のシャドーイングをしています。聞き取れるフレーズが増えて嬉しいです。私はブックオフ100円で買ったので、古いのですが、新しく購入する方は、新しい公式問題集がいいかと思います。




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