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小綴 仄
2015年2月8日 17:42
ぼやけた 曇り空 木枯らし踊るベランダ 眼鏡くもらすコーヒーの湯気 秋の終わり 灯油のにおい 寒い廊下 冷たい爪先で踊るワルツ ストーブ 火を灯す前にふわり モノクロワルツ #詩
2014年11月30日 19:11
宇宙食 アイスクリーム。ブラックホールに 愛の炎。こんぺいとうをばらまいて星を作りに行くミッション。ロケットに乗って空の上の上。君が笑ってくれるなら。 詩
2014年11月30日 19:10
ひまわり病で上ばっかり見てる君は あたしが大切に育てた小さい芽をけとばした。
2014年11月30日 19:08
船に乗って、遠い海へ眠りながら 旅をしよう。 船に乗って、汽笛を聞いて誰もいない町に手を振ろう。にぎやかな国の小さな部屋で静かに暮らせたらいい。 君との日々を夢見て眠りながら、暮らせたら。
2014年11月30日 19:05
私の影。 私の存在。 光と私。
2014年11月30日 19:03
地下鉄の蛾は とても自由で とても不自由で あたしみたい。
2014年11月30日 19:00
雨が降るように、 陽が照らすように、 人生は美しい。 過ぎ去った記憶で私たちは笑って言う。
2014年11月30日 18:59
夜になると傍にいるひとは もっと近くに来て遠くにいるひとは もっともっと離れて行く
2014年11月30日 18:57
ここからは一本道だよ。ひとりで歩いていけるよね。ここからは君の道だよ。 誰もいないよ。ひとりで歩いていけるよね。
2014年11月30日 18:55
大人になったら何もかも思い通りになるなら、 成人の日のお祝いに こどもかぜシロップ一気飲みしていいですか?
2014年11月30日 18:54
あたしは飾り。お金持ちの彼の自慢。あたしはきれいな緋と白。もう長くはない彼の楽しみ。あたしは今日も大きな池で泳ぎ、 彼は今日も車椅子からあたしにごはんをくれる。あたしはいつも優雅。 彼はいつも温厚。 目も合ったことないけど、あたしと彼は親友。
2014年11月30日 18:51
ひゅるひゅる へたなくちぶえふいて あるく いつか 笑って うしろふりかえる日まで
2014年11月30日 18:50
白い枠に閉じこめられた しかくいちいさな空の破片 移りゆく青は インクの色には なれないね。
2014年11月30日 18:48
明るい太陽の下に重たい雲の下に嵐の夜の下に あたしのための にせものの星空を。 嘘でいいの。 信じさせてくれるなら あたしをその空に飛ばして。