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【第3話】キティ飼育プロジェクト始動を実現するまでの思考&行動プロセス

これまでのあらすじ

マッチングの条件なんてあるようでない、それより大事なのはタイミング&スピード、つまりノリ

出会いにおいても何事においてもタイミングとスピードというのは非常に重要でして、風が吹いていると感じたときにはその風に乗ってしまわないと、その後しばらくは無風が続いたりして、あのときの風に乗っておけばよかった、なんてことは皆さんも経験があるのではないでしょうか。

私は仕事で採用に携わることもありますが、「この人だと思う!」ってときには会社側にも強く説得して一瞬で採用に踏み切ります。1週間おくと、だいたい逃がして後悔します。そしてその直感に従って判断した限りにおいては、ほぼ入社後にミスマッチしたことがありません(流石にゼロとはいわない)。

男女関係においても、私は判断に時間をかけません。なんなら、最初の数通のDMのやり取りでベースの価値観はだいたいわかりますからね。

細かな性格とか性癖とか生活癖とかは一緒にいる中でだんだんわかってくるものですが、その程度のことは受容できるし(全部マッチするはずがない)、調教師としては長期的に自分好みに調教していけばいいというスタンスです。

飼育条件

なので私がヒトを飼うときの条件はこれだけ。そして①②は事前に把握可。
①会える(距離や忙しさ、家庭環境などの現実的な話)
②一定の知性(会話が成り立たないと活動が進行しないから)
③それなりの従順さ(いちいち反発されたら活動が進行しないから)

アプリで①②を満たす子には会ってみることにして、2人目で会ったのがキティです。1人目の子は①②は満たしていたので2度会ったのですが、慣れ親しんでいく過程で③において私の構想についてきてくれるほどの子ではないかなと思い、お別れしました。

対してキティは一見して従順そうな立ち振る舞いではない(フワちゃんばりのタメ口 笑)のですが、私の企画することに対しての受容性が高く、この子とならば物事がスピーディに進行しそうと思った訳ですね。

キティは嫌なことは嫌というけど、断固拒否みたいなものは少なく、潜在願望的には「誰かに身を委ねたい」属性であり、近づくと逃げるけどほっとくと寄ってくるタイプ。要するにイヌ型でなくネコ型。だからキティ(仔猫)なんだけども。

もともと調教はイヌ型のほうが得意だけど、(本物のほうの)犬も猫もどっちも飼ったことがあるので、だいたい違いはわかるし、どっちもかわいいのでどっちでもいけます。

そんな訳で出会って1か月ちょっとで仔猫の飼育がスタート

飼育場所も決まり、いやなんやかんやでいざ宿泊するってなったらキティの親御さんが「誰のとこに行くんだ」って揉めるだろうと思ったら(詳しくは第2話参照)、まさかの「いいね」のヒトコトで実際にスタートしました。

新生活がはじまってまだ2週間足らずなので、現時点でまだ飼育方針は決まっておらず、キティが興味あるというコスプレをラムと一緒に撮影して遊んだりしてるだけ(写真はXに載せてます)ですが、これから今後のことを考えていきます。

とにかくベンチャー気質の人(時が大航海時代ならば海に出るタイプの人)は、なんでもいいので新しいことを始める、考える、触れるというのは興奮するし、心が健康になるのでオススメですね。

どれだけ新しいことをしても時代はそれ以上の速さで動いているので、時代を追い抜かすようなことは決してありませんから。


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