【私の子待ち記録】最初の妊娠は流産でした。
結婚4年目、夫婦ふたり暮らし。
私たちは子待ち夫婦です。
何年もなるべく気にしないように、
なるべく自分が笑顔でいれるように、
そっと心に蓋をしていた、子どものこと。
noteを始めて約1か月経つということで、
少々センシティブな話にはなるのですが
お時間あれば、少し聞いてやってください。
私と旦那は子どもがほしい。
いろいろ迷いつつも、なんだかんだ、ずっとそう思っています。
ちょっと文章が取っ散らかりそうなので、いつくか記事を分けますね。
※私の実体験でのその時の心情を書いていますので、捉え方によっては、もしかしたら誤った言葉や、傷つける言い回しがあるかもしれません。
その場合はそっと記事を閉じてくださいね。
『私の妊娠記録①:妊活開始1か月目で妊娠→流産(手術)』
今から約2年半前の結婚式後、持病の子宮内膜症の治療として8年間服薬していたピルを辞めて、いつでも子供を迎えられると思って始めた妊活。
開始1か月でまさかの妊娠に至る。
(ピル辞めた後3か月以内に妊娠するケースが多いとの情報もあるらしい)
つわりがほんの少し始まったと思っていたのに、7週目で突然つわりがなくなる。
なにも知識もない私、「つわりなかったのかな?ラッキーかも」と能天気。
次の日の心拍確認で、まさかの胎嚢が空っぽで胎芽(赤ちゃんの種)がいない。
流産と宣告される。
・・・完全に舐めていた。
妊娠したら出産できるとどこかで思い込んでいた。
絶望と自分への嫌悪感で目の前真っ暗になる。
手術の説明を聞く前の待合室で、涙が止まらなくなる。
どうしようここ待合室、すぐ隣にも人がいる。
待合室に流れるやさしいクラシックが涙腺崩壊を加速させる。
というかもう手術の話か、展開が早すぎる。
我ながら、診察前との気持ちの落差がすごい。
30分前、赤ちゃん見れると思ってワクワクしていた自分が恥ずかしい。
大き目のマスクを目いっぱい広げて下瞼を隠す。
涙でタオルとマスクがびちゃびちゃになる。
手術の説明に呼ばれた。
心境を組んで、「お母さんのせいじゃないからね」と励ましながら、少し遠慮がちに手術の話をする看護師さんの優しさが染みる。
ああ、絶望しているときって、人の優しさがこんなにも
あったかいんだ、なんて思う。
流産宣告から3日後、手術を受ける。
全身麻酔なので旦那も付き添い。
いつもとにかく明るい私だが、さすがに怖くて気を抜けば震えそうになる。
子宮を広げる手術前処置は重めの生理痛のようなつらさ。
手術着に着替えて、手術室へ。
(なぜか最初間違えて子供用の手術着を渡されて、丈短過ぎて笑った)
ここで謎にいつものハイな私がでてきて、案内する看護師さんに、笑顔で「さすがに緊張しますね~。ではいってきます!」なんて言葉がでる。
流産手術というのもあり、看護師さんはそんな私を心配そうに見送る。
今思うと、あの時、気丈にしていないと、いつもの私でいないとたぶん足が動かなかった。
初めての全身麻酔はふわふわ~と意識がなくなる。
手術自体はあっという間に、15分ほどで終了。
回復室のベットで爆睡。
30分置き位にだんだん起き上がる調節にしてくれる。
やさしい看護師さん:「気持ち悪くないですか~?どんなですか?」
意識ふわふわ私:「全然大丈夫です~!気持ちよく寝ています~」
そのまま寝ていたら、
「生まれたよ~!おめでとうございます!」って
近くでぼんやり聞こえた。
帝王切開とかで出産された人がいるのかな?
「よかった~。無事に生まれてきて。」と思わず声が出た。
2時間後、そろそろ帰ってもいいとのことで、ベットから起き上がる。
靴を履こうと前かがみになった瞬間
突然強烈な嘔吐で、気が付くと自分マーライオン状態に。
(マーライオンに失礼)
「・・・・!!!!!???!!!!?」
慌ててナースコールをしてげーげー吐く。
結果、その後も全身麻酔の副作用がひどくて、旦那合流後も病院のトイレからでれず、ビニール袋抱えながらなんとか帰宅。
帰りにお寿司でも食べにいこうと意気込んでいたのに、その日はゼリーしか食べれず。
1日で2キロ痩せる。
夜中赤ちゃんを思い出して起き上がり、ひとりで声を殺して思いっきり大泣きする。
たぶん旦那も聞こえていたと思うけど、隣で寝たふりをしてくれている。
たぶんそれが旦那なりの不器用な気遣い。
・・・自分で予想していた通り、やっぱり長くなりすぎた!
ということで以上、
『私の妊娠記録①:妊活開始1か月目で妊娠→流産(手術)』はここまでで。
次回『私の妊娠記録②:流産後1年半後に妊娠→流産(自然排出)』は
また次の記事で書き留めようと思います。
流産で落ち込んだ時、手術の前日、妊活で悩んでいる時、私はたくさんの実体験のお話や言葉たちにすごく救われたし、ひとりじゃないと背中を押されました。
私のこんな個人的な実体験でも、誰かの少しの力になればと。
その誰かへ、遠くからエールを込めて。
ではでは!
とにかく明るい私の実体験備忘録でした~!
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