自己紹介①〜生まれつきあざを持って
今更ですが、自己紹介をしたいと思います。1回で自分の過去を話せないので、数回にわたって、書こうかと思います。
私は生まれつきアザ(色素性母斑)を持っており、小さい頃から7度ほど、アザの除去手術を行ってきました。(1歳になるかならないかぐらいで最初に手術をし、小学校6年生のときが最後でした。)
まだあざは残っているのですが、全ての除去と綺麗に整形するのにあと数回手術をしないといけなく、これ以上手術するのが嫌になりやめました。色素性母斑は皮膚ガンになる恐れはあったのですが、大きくなってその心配もなくなったので、見た目の問題はあるものの、やめることにしました。(母は後悔しても知らんでと当時、怒ってましたが…。汗)
当時はガン化の恐れがあるのを知らなかったので、なぜ手術しないといけないのか、ただ見た目のために痛い思いをしないといけないのかという気持ちしかありませんでした。小学校高学年の時は、こども病院に入院していたので、私と同年代で命の危険があって手術しないといけない子が周りにいて、私は命の危険もないのになぜ手術しないといけないのかという思いが強く出ました。また先生が手術の回数を減らそうと大きく除去手術をしたので、術後に傷口が避けて、縫合手術を部分麻酔でしないといけなく、それも嫌でした。
私は幸いにも、学生生活も社会人生活でも、あざのことでいじめられることはありませんでした。学校の水泳の時間は嫌でしたが、誰も私を避けようとはしませんでした。中高は私がいじめられないようにと、アットホームな私立一貫校に母が入れてくれたおかげでもありますが。またこの話は次回しますね。
私はあざを持って生まれて、見た目に対し多少コンプレックスはあるものの、小さい頃から手術してきた経験や、世の中には生まれつき病気を持ってくる子達がいることをこの目で直接見てきたことは、私の人生観に深く影響しているなと感じてます。生まれ変わったら、アザのない人生を歩みたいと思いますが、アザのあった人生もまた良いなと最近思うようになりました。
今日は生まれつきのあざのことで終わってしまいましたが、次は学生生活のことを話したいと思います。
ではでは、今日はこれで。ありがとうございました。