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点と点が繋がった話

小学校に通う次男のクラスに気になるお子さんがいました。


息子に対して対して突然、「死ね!」とか「やっぱ俺、おまえのこと嫌いだわ、、」などと言ったり、ちょっかいを出してくるお子さんでした。

時々、感性の鋭さを感じさせるような言葉もあることを息子から聞いていたので、もしかしたら家で「我慢すること」がありストレスが外に出ているのかも、と感じていました。

次男は現在は自己肯定感が高い方なので、「は?なんで?」
と言ったり、手を出してきたらやり返していたので様子見をしていて、こじれそうだったら学校に相談するつもりで見守っていました。

ある日、学校で障がいがある人に対しての授業があった時「障がいがある人に対して自分ができる配慮について」がテーマの意見交換をする授業があり、息子のまとめたノートには数人の感想が書いてありました。

一人の子の感想が目につき「自分だったらこうしたい」と、かなり具体的な感想があり、書いていたのはその子でした。
私はそのお子さんの身近に、障がいをもつ人がいたり、または親御さんが支援者なのかも、と感じていました。

最近、次男とその子の趣味が同じで話しが合うことから、以前よりも関係がよくなってきている事を聞いていて、
その中で、そのお子さんの親御さんがネットの自閉症界隈では有名な方だと知りました。

重度の障害をもつお子さんとその家族の話しを描いていて、親御さんへの精神的サポートや兄弟のサポートも頑張っている、明るくひょうきんに描かれているその様子を読んで、点と点が繋がったような気がしました。

親に心配かけまいと頑張っている「きょうだい児」のその子の抱える悩みは、同世代の子にわかる訳はなく、とても孤独なもので、機能不全家族で育った「この気持ちは誰にも理解できない」
と、冷めた気持ちで過ごしていた子どもの頃の自分の気持ちと重なり、なんとも言えない気持ちになりました。



我が家の場合も、程度は違うけれど、親の死後心配な長男がおり、次男の力を借りなければならないことがあるかもしれないので、次男が自由に生きられるように環境を整えていく必要があることを実感しました。

そのためにも、私自身も健康でいられるよう、まず身体と心を整えようと思います。






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