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わたしの宝箱の中のあるお花し

はじめまして。はじめました。よろしくお願いします。

名前は、「うた(歌)」です。本名です。苗字です。

お仕事は心理士、セラピストです。

かっこつけ虫が出てくると、進まないので、今と思った時に気軽に、ここで自由に表現していきたいと思います。ふと、私のこの表現を目にし、受信していただいたことの縁が、なにか目に見えない繋がりとなり、愛が循環しますように。

わたしの宝箱の中にあるお花し(おハナシ)。

私はお仕事で、たくさんの子どもに出会います。20代の血を流しながらお仕事をしていた頃、私は3さいの彼女に出会いました。彼女は、私のことを『うたしゃん』と呼んでいました。(私の心の声:すでにもうかわいいですね。)やり場のない怒りと悲しみと憤りと灰色や黒色の空気がもくもくしていた職員の部屋の扉を、彼女は”ドーーーーーーーーン!!”と開け、大きな声で「うーたーしゃん、あそぼっ!♩!♩!」と。(心の声:はい、かわいい。)その彼女の姿は、戦場に、キラキラとたくましく、太陽に向かい大きく咲くひまわりのようでした。そこにいた職員の方々の顔が緩み、「さすが、うたさんの子ですね!!(私が担当する子という意味)」と笑いが起きました。彼女は何も気にすることなく、キラっキラっの満面の笑顔で、私を真っ直ぐ見つめていました。私の心の中では、私はあなたに出会えて本当に幸せ、あなたのこれからが楽しいこといっぱいでありますようにと、切に願い祈りました。私の同僚が、彼女の前で、私のことを悪く言ったら(同僚的にはもちろん冗談です、笑い話のやつです)、ものスゴく怖い顔をした彼女ににらまれたと、敵認定されてしまったようだと言っていました。その後しばらく、口も聞いてもらえず、大変だったと。その同僚は、「うたさんの子だから、絶対大丈夫だよね、逞しく生きていくよねー!」と言っていました。可愛くて、愛しい、私の中で決して色褪せることのない女の子。彼女に出会えたこと、彼女と過ごした時間、すべて私の宝もの。

出会い、別れて、10年程経ちますが、今も彼女は私の中にちゃーんといて、愛を放ってくれています。10年越しで、彼女との時間からまた教えてもらうこともあります。与え、注いだようでいて、やっぱり、いつだってたくさんの愛を私がもらっています。

はじましてはこのへんで。

目にとめていただき、読んでいただけて、嬉しいです。

たくさんの愛を込めて。#うたのおと

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